第466話 治療4
フブキはお兄さんに近づくとフラフープを上から被せる。
するとお兄さんがその場から消えてしまう。
イブキは何事もなかったようにフラフープを振り回してみせる。
「お兄さん、消えちったね‥。」
それぐらいしか感想は出なかった。
『まだまだ終わりじゃないよ!
次は出してみせるから。』
イブキはフラフープを胸元で水平に構えるとフラフープを持っていない手でフラフープをトンと叩いてみせる。
ドサッ
音と共に1人の男性がフラフープから落ちてくる。
「いや、落とすのかよ!!」
突っ込まずにはいられなかった。
地面に男性がうつ伏せに倒れている。
何かシュールな絵面だと思った。
「な、何が起きた!」
お兄さんが騒ぎ出す。
『後は任せたよ。』
それだけ言うとイブキは消えてしまうのであった。
え?
説明までしてくれないの??
イブキが消えてしまったのでお兄さんに現状を説明すると言うやっかいな作業が残るのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます