第452話 アリシア6
女とイチャイチャしながらも私の目をずっと見つめてくる。
この男は何がしたいのだ?
困惑していると突然視界がボヤける。
身体が一瞬浮いたような感覚になるがそれはすぐにおさまった。
何が起きたのだ‥。
少しボヤける身体に鞭を打って頭を覚醒させる。
???
頬に冷たい風があたる。
風???
なぜ、我は外にいる。
それに冷たい風??
目を凝らして周りを見るが霧のような物が遮って見る事が出来なかった。
状況が掴めない。
我に何が起ころうとしているのだ。
困惑していると強い風が吹いて霧が晴れていく。
状況を理解出来ないが眼下に懐かしい物が見えてくる。
こんな物を見せられて冷静でいられるか!
ここ数年出した事がないような声で叫んでいた。
「何故、こんな場所におる!!
アレはわが故郷ではないか!!」
山頂にアリシアの声が響くのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます