第433話 闇42
「なぜ、眷属に出来ない!?
お主人間か?」
美女の額から汗が流れ落ちる。
「人間『神よ』」
人間と言おうとして緋莉に言葉をかぶせられる。
「なっ、神じゃと!?
真か?」
美女が今日一番の驚きを見せる。
「まぁ、一応‥。」
あまり認めたくないが仕方なく返事をする。
「それが真なら面白い。
決めた!
やはりお主の元に行くぞ!」
指を立てて決めポーズをとって勝手に決めてしまう。
一応、緋莉を見るが首を振って断るのは無理だと伝えてくる。
はぁ‥。
銀狼も買ってるし、1匹も2匹も同じか‥。
美女がイチローの心の中でペット扱いされていたのは秘密である。
「ちなみに素性を聞いても?」
名前さえ知らないので一応尋ねてみる。
「ん?
我か?
そうじゃのぉ‥。」
美女が何やら悩み出す。
数分悩んでから突然美女が指を鳴らす。
すると会場が真っ暗になる。
さらにスポットライトが美女に当てられる。
「我はヴァンパイアの神祖、カーミラじゃ!
真名は秘密じゃ。」
黄金の紙吹雪が舞っていた。
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