　まさか、あの紫花がメイド服で来るとは‥‥まったくの予想外だった。

さぁ、次は誰かな。

ソワソワしながら待ってると近づいてくる人物を発見、八重花だ。

ちなみに八重花は普段、着物や巫女の格好をしている。

「イチロー様、似合いますか〜？」

黒い修道服を着た八重花が話し掛けてくる。

うーん、普段白い巫女さんの格好が多いから黒は意外性もあってかなりくるものがある。スカートの丈が短いのもポイントだ。

ミニスカートに黒のストッキングにガーターベルトだと！

いや、かなりエロい格好だよね！

周りの人達がガン見してるよ。

「イチロー様、そんなに似合いませんか〜？」

八重花が哀しそうな顔をする。

「あっ、ゴメン。八重花があまりに色っぽかったので固まってしまったよ。」

俺の言葉が嬉しかったのか八重花が抱きついてくる。

ヤバイ、普段とのギャップでクラクラくるよ‥主に下半身が‥。

紫花といい八重花までミニスカートとは‥。

全体的にセクシー系だし、誰かの入れ知恵か？？

「イチロー様、もっと短いのもありますよ〜。」

八重花が耳元でつぶやいてくる。

ゾクっとしてしまった。

「夜を楽しみにして下さいね〜。他のも見てきます〜。」

八重花が俺にウインクすると服を選びにまた向こうに行ってしまう。

思わずニヤニヤしてしまったが周りの男達の目線はかなり厳しいものだった。

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