第278話 地獄絵図
大天使の命により天使長達は直ちにルーナ達に協力する為、現地に急行する。
現地について、全員が眼下に広がる光景に我が目を疑った。
まるで水のように流れ込んでくる小型モンスター。
森林から体の一部が飛び出た大型モンスター。
それらのモンスターに上空からブレスを吐くドラゴン達。
物凄いスピードで駆け回る九本の尾の動物とそれに跨る人間。
空中に浮かぶ巨大な目玉と背後から飛び出している、これまた巨大な蛇。
極め付けは土地色のまるで人間のような形をした巨人。身体がドロドロと溶け出していて不気味だ。
口からは絶え間なく土色のブレスを吐き出していた。
あまりの光景に天使長達はただ呆然としていた。
すると離れた所にいたルーナが天使長達に気がついて近づいてくる。
「全員、来てくれたのですね。」
ルーナが話しかけてくるが表情からかなり疲れているのがわかる。
「ウィットとレーナは?」
第三の矢の天使長が聞いてくる。
「あそこです。」
ルーナが指差すところでウィットとレーナが戦っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます