第276話 援軍要請
ウィット、レーナ、ラーナは泥巨人を見て驚愕していた。
ウィットからはドラゴンや人間に似た妖怪が味方だとは聞いてはいたが、あまりに異質だったので現実を受け入れられないでいる。
泥巨人が泥のブレスを吐き出すとモンスター達が吹き飛ばされていく。
またドラゴン達もブレスを吐き続けている。
泥巨人の横薙ぎのブレスのせいでウィット達が少し泥を浴びてしまった。真っ白な天使が泥をかぶって汚れていた。
「強すぎる‥。」
ウィットが苦渋の表情でつぶやく。
「このままでは子供が‥。」
ウィットが今に泣き出しそうな顔をしていた。
「こうなったら援軍を呼びましょう。」
ラーナが決断を下す。
「私は反対です。他の天使長が動いてくれるとは思いませんし、仮に動いてくれてもお立場が悪くなるかもしれません!」
レーナは天使長を心配して反対する。
「これはウィットだけの問題ではありません。援軍については私が責任を持って連絡しますので、貴女達は戦いを続けなさい。」
ラーナはウィット達を元気付ける為に笑顔で励ますのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます