第256話 説明


俺の目の前には武闘派(八重花、咲夜、白音、九曜、紫花、真雪、メア、ウィット、プリムラ)の嫁達が揃っている。

明日香や緋莉は散々渋ったが、今回は妊婦には遠慮してもらった。


「ハイ、注目!皆さんには族長の指輪を飲み込んでいるモンスターの討伐をお願いしたいと思います。」


「よっしゃー!腕がなるぜ!」

喜び紫花。


九曜の手があがる。


「飲み込んでいるモンスターの種類はわかりますか?」


「良い質問です。実は種類はわかっていません。なので皆さんには何も考えずに現れるモンスターを倒して下さい。指輪については死体ごと回収して、アイテムボックス内で取り出します。」


内容を理解したのか皆んなが頷いている。

紫花だけはよく理解していなが、皆んなが頷いているので合わせているようだ。


今度は八重花が手をあげる。


「あの〜、何かご褒美はあるの?」


キタ!予想通りの質問だ。


俺が答えようとするとセオリが割り込んでくる。


「もちろん、あります。皆さんにはイチロー君と一対一で夜を過ごす権利が貰えます。」


それを聞いて皆んなが笑顔になる。


「ちなみに指輪を持っているモンスターを倒したら、必ず妊娠出来る様に手伝ってあげます!」

皆んなの目の色が変わる。


「誰が倒したのかは私が責任を持って管理しますので、安心して下さい。」

セオリがなぜかピースサインをして可愛さをアピールしている。


「ウィットさんもメアさん、プリムラさんも妊娠出来るから安心して。こんなチャンス滅多にないからね!」

ウィットが目を見開いて驚いている。


「それでは、転移しますね!」


セオリが指を鳴らすと全員が転移するのであった。

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