いい加減、ゴブリンを倒すのに飽きてきた‥。

周りを見回すとゴブリンの死体で足の踏み場を失っていた。

うっ、血の匂いが‥。

仕方がないので死体を全て収納する。

「あー！イライラする！！！ちょこまかとウザい！！！」

紫花がキレる。

「もっと強い奴はいないのか！！」

紫花が吼える。

紫花が変なこと言うので、ゴブリンとは違うモンスターが出てきた。

筋肉ムキムキの豚人間だ！

あれはオークだっけ。

あっ、紫花にワンパンされた。

「次だ、次！！」

また変なフラグたてる‥。

するとオークよりデカい２本のツノを持ったモンスターが現れる、オーガだ。

手には巨大な棍棒をもっている。

身体がデカいのでゆっくり歩いてくる。

途中、何故かゴブリンやオークを棍棒で殴り殺していた。

オーガ、コワ！

見境ないよ！

それにしても、あれで殴られたら痛いだろうなぁ‥、まぁあれだけ動きが遅いから簡単に攻撃はくらわないかなと思っていたら、オーガが棍棒を振りかぶった。

紫花は避けるつもりはないようだ。

えっ？避けないの？

俺が驚いていると、オーガがニヤけながら棍棒を叩きつける。

やったか？って顔をオーガがしているとが、そこには無傷の紫花が立っていた。

オーガが焦りながら棍棒を見ると根本から折れていた。

「チッ、お前でもその程度か‥。」

そう言うとオーガを素手で殴り殺した。

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