第240話 壁


開発は順調に進んでいた。

俺が氷土を一度に収納して、イリスと玖々莉が土を生み出していった。


ぬーちゃんはせっせと国境に壁を作っていた。


少し気になるのは、壁が予定より高いことだ。何か30メートルぐらいあるんじゃない?

大型の巨人対策でもしているのかと思うぐらいだ‥。


本人は鼻歌まじりに作業を続けているので、止めるのも野暮かなと思い注視している。


「旦那すまない、妖力が切れそうだ‥。」 

ぬーちゃんが恥ずかしそうに近づいてくる。


イリスや玖々莉は全然照れないので、普通にキスして補充する。


ぬーちゃんは大テレするので、こっちまで照れてしまう。


「じゃーするよ‥。」


そう言うとぬーちゃんにキスをする。

最初は軽いキスだったが、慣れてきたのか途中からはぬーちゃんから舌を入れてくる。


先程ぐらいから顔をガッツリ掴まれて、濃厚なキスをしてくる。


もしかして壁の高さが予定より大きいのは、妖力を早く切れさせる為とかないよね?


まさかね‥。

でも目が血走ってるし、服の中に手をいらてきてるんだよなぁ‥。

呼吸も荒くなってるし‥。


あっ、服を脱ぎ出した‥。


いきなり始めようとしたので、明日香に頭を叩かれていた。


何かピクピクしてるけど、死んでないよね?

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