九曜の暗躍もあり、討伐したモンスターの数を競うのと巨大な亀を討伐する二種の競争が行われる事になった。

戦闘狂の妖怪達は居ても立っても居られないのかすぐに討伐に飛び出していった。

ちなみに討伐の数はイブキが管理してくれるらしい。

イブキとイザナミは、皆んなが怪我しそうになったら助けてくれるらしい、さすが神様だ。

「それでは開拓を始めようと思う。まず手順を説明するのでよく聞いて。」

俺は他のメンバーに説明を開始する。

ちなみにメンバーは当初、俺・イリス・玖々莉だったのだが、実は大事な事を忘れていた。

俺が砂を収納する予定だったのだが、砂の中にはいろいろな生物が存在するので収納する事が出来ないのだ。

その為、雪花と真雪に砂を凍らして生物を殺してもらう事にした。

「それでは説明を開始するけど。まず基本的な流れはこうなる。

1. 雪花、真雪で砂を凍らす。

2. 俺がその氷を収納する。

3. イリス、玖々莉が土を生成する。」

ちなみに魔力、妖力がなくなったら俺がチャージするので早めに教えてね。

あと、なるべく作業に集中したいので、討伐に参加しなかった者で警護をお願いするよ。

「特に質問もなければ、作業を開始します。」

こうして、ひたすら地味で面倒臭い作業が開始された。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい