第173話 王妃選び23
いきなり仲間に入れてくれって言われてもなぁ‥。
まぁ、客人とかなら別に良いけど。
「客人はいやじゃ!お嫁さんが良い!!」
上位神様が駄々をこねる。
「そもそも上位神様など他人行儀な呼び方をやめてくれ!」
イヤイヤ、他人ですから。
「セオリだけズルイ!!」
上位神様が上目遣いで抗議してくる。
うーん、超美少女だからついつい許したくなるよなぉ。
げっ、セオリに睨まれた‥。
「イチロー君からもガツンと言って下さい!!」
セオリさん、激オコです。
わかりましたよ。
俺は心を鬼にして上位神様を睨みつけるが、上位神様が泣きそうな顔になっている。
「今は大事な話し合いをしているので、終わるまで待ってくれる?」
思わず日本人必殺の結論の先延ばしを使ってしまった。
「イチロー君のヘタレ!」
セオリさんから散々怒られるのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます