第163話 王妃選び13


 王妃の1人目は「ステア」に決まった。

残る人間代表を今から○EXの回数で選ぶことになった。


うーん、こんな事やってて良いのかなぁ‥。


『SE○も大事なことです!』


ちょっ、また心の中を覗かないで下さい!

思わずセオリにツッコミを入れる。


「それではルールを説明します!」

セオリが皆の前に立ち、説明を始める。


「持ち時間は1時間。その間に何回イチロー君を射精させたかを競います。またイチロー君は毎試合回復させますので、条件は同じです。」


何か説明聞いてて恥ずかしくなってきたよ‥。


「ちなみに媚薬など、薬は使用禁止です。ジルヴァ、カタリーナは分かりましたか?」

突然セオリに名指しされて目を逸らす2人であった。


薬盛るつもりだったのかよ!

コワ!!


「あっ、魔法も禁止ですよ、カタリーナ。」

今度はカタリーナだけに釘を刺す。


釘を刺されたカタリーナがエッ?って顔をする。


薬が駄目なら今度は魔法かぁ‥黒いよこの聖女!


「場所はどこでするの?」


「良い質問です、イチロー君。こんなことはあろうかと、マツカゼのロイヤルスイートスイートルームを予約してます!」


うわぁー、久しぶりに聞いたよマツカゼの名前。初めての子がいるから気を使ってくれたのかな。


「では、マツカゼに移動します。雲外鏡、カモン!」

セオリのテンションが若干可笑しな感じだが、鏡渡りでマツカゼに移動するのであった。

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