第159話 王妃選び9
王妃選び、人間代表戦の第一試合はレイペル、シャール、アルツ、メイベルまで終わったところで今のところアルツが一位だ。レイペル、シャールは嫌がらせになってなかったし、メイベルに至っては反則負けだ。俺への攻撃でセオリの逆鱗に触れ、スカイダイビングの罰ゲームを喰らって、さっき戻ってきたけど顔面蒼白だったよ。
寛いでいるとノックと共にカタリーナが部屋に入ってくる。
この子は未知数なんだよね。
法皇国の第一王女で巷では聖女と呼ばれている。
聖女が嫌がらせなんて出来るとは思えない。レイペル、シャール組と同じでまた砂糖でも入れてくるかな?
食器を鳴らすこともなく、丁寧に紅茶を出された。
ここまで特に動きはない。
「どうぞ。」
砂糖を入れたり斬りかかってくることはないようだ。
俺は恐る恐る紅茶を飲む。
いつも飲んでる紅茶と味が違う感じがする。
「味が違うけど、何か入れた?」
気になったのでカタリーナに質問してみる。
すると頬を赤くして、モジモジとする。
??何を照れてるんだろう‥。
「わ、私のオ○ッコです。」
ブッーーー!!
おもいっきり紅茶を吐き出した!
ダメ!紅茶にオシッ○入れたら!!
あなた聖女でしょ?
これはアウトだよ!!
一応セオリを見るがお仕置きをしないとらいうことは反則ではなさそうだ‥。
いや、これは反則だろ!
この後に控えるジルヴァがこれを超えてくるかもしれないので頭が痛くなるのであった。
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