第93話 震撼4


 使徒降臨の知らせがドワーフの国(ノォルド)に届いた。


ドワーフの王「使徒とは?」


王妃「神の使いでは?」


ドワーフの王「神の装備とか持ってるのか?」


王妃「可能性はあるかと。」


ドワーフの王「見たい。」

王妃の答えを聞いて目を見開く。


王妃「招待しますか?」


ドワーフの王「ワシが出向く。」


王妃「さすがにそれは‥」


ドワーフの王「何か問題があるのか?」


王妃「他の国が黙ってないかと‥。」


ドワーフの王「あいつらか‥。」

ドワーフの王が苦々しい顔をする。


???「私が呼んで来る。」


ドワーフの王「何か企んでおるだろ?」


???「べ、別に‥。」


王妃「駄目ですよ、娘のこと信用しないと!」

王妃が怒り出す。


ドワーフの王「いや、何か嫌な予感がするから‥。使徒から装備を強奪するとかはないよな?」


???「‥‥‥。」


王妃「いくら装備に興味があるからって盗賊みたいな真似、するわけないでしょ!」

王妃が激オコである。


ドワーフの王は渋々ではあるが使徒を招待する役目を娘に頼むのであった。

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