第55話 今後について6


いつもの宿屋の一室である。

イチローの目の前には土下座をした13人の女性がいた。


イチロー「とりあえず、みんな頭を上げて下さい。」


全員が頭を上げる。


イチロー「みんなが仲良くお酒を飲むのは全然構いません。身重の4人はなるべく控えて欲しいです。わかりましたか?」


全員が返事をする。


イチロー「次に今後の役割分担ですが、俺の独断と偏見で決めます。」


イチロー「俺は家事も農業もします。

それがしたくてこの世界に来たので譲れません。

次に執事はステアですが、他のみんなにも家事を覚えてもらいます。

俺も教えるけど、ステアはプロだから指示に従って。

緋莉もジルヴァもちゃんと覚えてね。

医療に関してはアルツと璃水に任せます。

外部とのやり取りはゾンに任せます。

家や道具などはセラに任せますが、力仕事等はみんなで協力します。

緋莉が相談役、明日香とイリスが補助につく。

ニーナは情報収集。メアとウィットが上空からの警戒や外部からの侵入に対応する。

雪花は俺の警護担当。これは交代制にする予定。

大まかにはこんな感じかな。」


イチロー「夜の当番については、明日香とイリスが決めて。身重の4人はアルツの診察次第かな。」


家については、課題が多いかな。

必要なのは、

ダイニングルーム。

パーティールーム。

お風呂。

キッチン。

子供部屋。

ゲストルーム。

各個人の部屋。

書斎。

衣装部屋。

ランドリールーム。

水割りは一階、プライベート系は三階、他は二階に割り振りだね。

セラと頑張って考えるしかないね。


とりあえず、みんなで屋敷の土地を目指す。

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