第54話 女子会3
明日香「それでは、気を取り直して紹介を続けます。」
足がプルプルしている、石によるダメージがあるようだ。
明日香「ここまでが、妻になります。ここからは今日から加入した奴隷になります。」
明日香「この方が『セラ』、ドワーフになります。鍛冶のスキルがあるので、今後いろいろな物を作ってもらいます。出来たら家もお願いしたいと思います。」
セラ「イチロー様には、怪我を治して貰いました。生涯奴隷として、頑張ります。」
ニーナ「良いなぁ、1番まともな紹介だった‥。」
明日香「次は『メア』、ドラゴンです。イチロー様の眷属になる為、小指を食べてます。」
メア「主に怪我を治して貰い、眷属になる事が出来ました。飛べますし、狩など得意なので、頑張ります。私も生涯奴隷です。」
ニーナ「メアさんもマトモだ‥。」
ニーナが羨望の眼差しでメアを見る。
明日香「次は『ウィット』、天使です。イチロー様にアレの血を***た、変態です。」
最初は天使というキーワードで盛りやがりそうになったが、次の血のことろで、みんなドン引きしている。
ウィット「天使のウィットです。空も飛べますし、いろいろな事が出来ます。魔法も得意です。血については、天使の盟約なので申し訳なく思ってます。私も生涯奴隷ですので、宜しくお願いします。」
ニーナ「血は置いといて、有能そうだなぁ‥。」
明日香「ここまでが、奴隷契約が終わっている方です。残りの2人は結局どうするの?」
イリスが手をあげる。
明日香「はい、イリス。」
イリス「とりあえずイチロー様の秘密を聞かれているので、奴隷以外の選択肢はないかと‥。」
緋莉「記憶なら消せる。」
みんなが息を呑む。
緋莉「存在も消せる。」
みんなが泣きそうになる。
明日香「アルツはどうしますか?イチロー様は信じるに値する人です。まだ迷いますか?」
アルツ「いえ、イチロー様の生涯奴隷になりたいです。」
緋莉「だったら女の幸せを知るといい。」
そう言うと緋莉とアルツが消えた。
2人がいない間に紹介は明日香が終わらせていた。
数秒後、2人が戻ってきた。
アルツの様子がおかしい‥。
アルツ「最高でした‥。もっとイチロー様を感じたい‥。」
緋莉「アルツが断トツでエロい。」
アルツがエロさランキング1位になった。
ジルヴァ「最後に私の登場ですわね。」
ジルヴァが腰に手を当てて、ドヤ顔をしている。
明日香「最後に『ジルヴァ』。人間、特技は意地悪とか呪う事。以上。」
みんなが引くのがわかった。
ジルヴァ「私にはいろいろな知識がありますわ!これでも伯爵家の令嬢でしたのよ!!」口に手を当てて、大笑いしてる。
明日香「元でしょ?」
ジルヴァ「そんな些細なことは気にしませんわ!」
ニーナ「些細なのかなぁ‥。」
明日香「イチローは嫌がってたようだけど‥。」
するとジルヴァが消えた。
緋莉が消したようだ。
緋莉「意外に頭がキレる。必要悪。」
ニーナ「悪って‥。」
緋莉「直接褒めたくない。」
みんなが頷く、気持ちを共有したようだ。
ジルヴァが戻ってきた。
ジルヴァ「ちょっ、ポンポン消さないで下さいまし。」
明日香「で、結論は?」
ジルヴァ「生涯奴隷でいいわ。」
明日香「理由を聞いても?」
ジルヴァ「こんな楽しそうな人達と暮らせるのよ?楽しそうじゃない?」
何故か、挑戦的な態度を取る。
結局、最後にギスギスした感じになってしまった。
緋莉「想像と違う。」
明日香「想像とは?」
緋莉「もっと、楽しくしたい。」
すると何かを思いついたようだ。
緋莉「お酒が足りないんだ。」
その後、動けなくしてから、強めのお酒を無理やり飲ましていく。
それから数時間後、イチローは地獄の屋敷に呼び出され、女子会終わりのテンション高めの女性に襲われることになる。
その後、ぼろぼろ状態で戻ったイチローはフライスさんに代金を払い、宿屋に向かい
2日程寝込むのであった。
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