第21話 初夜ふたたび


あの後、ギルドを出た俺たちは宿屋マツカゼに3連泊して、例の儀式を行った。

不思議だったのは、儀式自体は別日に1人ずつ行ったが、何故か毎回雪花が行為を見守り、最終的には一緒に加わる流れになっていた‥。なんか第一夫人の役割だとか言ってた。

余談ではあるが、ゾンさんも初めてだったらしい。危険な目にはあっていたらしいが何故か奇跡的に逃げることが出来たらしい。これは何かしらの力が働いていると直感した。まぁ、たぶん神さまだろうけど。

別に処女厨ではないが、神様に感謝。

ちなみにゾンさんのベットでのギャップも破壊力満点でした。


そして4連泊の日は全員で‥。

いやこの世界にきたのはそれが目的じゃないから。


とりあえず、俺が何処から来たのか。今後何をしたいかを説明した。何処から来たの辺りで神様が映像を見せながら割り込んできた。

最初は雪花以外驚いてはいたが、だから何?って顔をしていた。

ちょっと泣きそうになったけど、我慢した。そこはカッコつけたかったので。


今後については、雪花とホーンラビットでも狩ってお金を稼ごうと思っていたが、ニーナさんの件で報奨金という名目で白金貨1,000枚を頂いた。日本円で10億円である。これだけあればスローライフをおくることが出来そうだ。


とりあえず、ゾンさんはすぐにギルド長を辞めることが出来ないので、後任に引き継ぐまでは働くとのこと。

イリスさんは、カレンさんとしては寿退社したことになっているので、気兼ねなく俺と行動してくれるらしい。

雪花、ニーナも俺と行動する。ゾンさんが少し拗ねたが、その分夜は優先する事で納得してもらった。

なので、明日からはゾンさんを除いたメンバーでの家探しである。


ちなみに各々の呼び方だけど、イリスさんとゾンさんはかなりの年上なので、さんを付けることを納得してもらった。雪花はもともとしてたがニーナも呼び捨てにすることになった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る