ブツブツゴブリン
昨日はボッチの誕生日を迎えたカエデちゃんです。おはようございます。元気な28歳です。
今日の朝食は狐親子から貰った桃だ。これ何処からとってきたんだろう。と言うか…桃を躊躇せず食べてるんだけど…母狐最初会った時チェリーで食中毒?起こして倒れてたじゃん!…まぁとりあえず、昨日も今日もお腹痛くなってないし大丈夫だろう。大丈夫だよね?
シャリシャリ ジュルリ
普通に美味しい。桃の汁が垂れてシャツに付く。丸齧りじゃなくて切ればよかったかな…桃の汁って服につくと落ちにくいんだよね。まあどちらにせよ、今日は洗濯しないといけなかったからね。今日の午前中は洗濯だね。
「キュワーン」
「ハイハイ。おはよう。何?またナデナデして欲しいの?」
ワシワシと小狐を気が済むまで撫で回す。洗濯を始める前に兎の罠を確認しに行く。今日は一匹か…まぁ0じゃなかっただけ良かったかな。さぁ今日もレッツイート兎!
洗濯を終了して干したら、今度は木こり活動。もう木こりに転職した気分だ。転職…日本に帰れたら転職しようかな。部長や同僚は好きだけど元カレと言う地雷がいる職場から環境を変えるのも悪くないかな。ここを出れたらの話だけどね。
ドンドン グギャグギャ
はぁ…また来たか…えー何あれ?ブツブツ気持ち悪いんだけど…っぷ…このゴブリン、ポイズンアイビーの兎頭を食ったな。口と手が凄くかぶれてんじゃん。触りたくないなー。しかも一匹?珍しい。とりあえず膜内からスコップでゴブリンの頭を刺す。このブツブツゴブリンをお掃除ゴキちゃんズは片付けてくれるのかな?まあ、とりあえず放置して明日までに消えてなかったら穴を掘って処理するか。
気になるのはゴブリンが一匹だったってとこかな。ゴブリンが一匹なのは珍しい。もしかして他の奴らは罠にかかったのかな?後で見に行くか。
薪は順調に集まっているがここの冬の長さが分からないのでとりあえず集めれるだけ集める予定だ。薪を乾燥の為に並べて罠を確認しに行く。あーかかってるな…罠の杭には緑の血痕がべったり残っている…ゴブリン本体はいないが…ゴキちゃんズかな?落とし穴のオークはそのままだったので魔石を回収して落とし穴を補正をする。オークも知能が低いのか?
「キャウーン」
「また魔石が欲しいの?大丈夫なの?」
母狐を見ても澄ました顔をしているので小狐に魔石を与える。バリバリと魔石を喰らう。小狐が光ったと思ったらサイズが一回り大きくなった。本当何これ…
「さっ!暗くなる前に帰ろう!」
考えない。考えない。考えない。
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