15 ナミ猫 in ミナズキ家
「やっほーボクだよ!ナミ猫の配信へようこそ!今日はミナズキちゃんの家からお送りするよ!」
:通報案件
:えみりちゃん逃がして~
:お巡りさんここです
「コメントは無視して進行するよ!さて、前回のコラボで宣言した通り、ゲーミングキーボードとかマウスとかを持ってきました。だからボクの美しいご尊顔を拝見できないのは残念だけど、この手元カメラで色々映してお送りするよ」
:まぁ顔はいいからな、残念や
:普通に日本語話してええんやで
:また公式おるやんけ
「というわけで、ここがミナズキちゃんのお部屋なんだけど……」
:ジロジロ見るなよ
:綺麗なイメージはないな
「結構きれいだね」
「そうですか?」
「自分で掃除してる?」
「…………ノーコメントで」
:おk察した
:えみりちゃんはお母さんかな?
「では気を取り直して。まずは今ミナズキちゃんが使ってるキーボードだけど、cool vision の……これはV512かな?テンキー付きのメカニカルだね。悪くはないんだけど、FPSやるならやっぱテンキーレスだよね」
「はい」
「で、まず初めに私がご紹介するのは……」
:なんか始まったぞ
:チューチューバーっぽいな
「こちら!cool vision V913!」
cool vision公式:きたあああああああああ
:うるせえw
:これ高いんよ
:ほしい
「見てこの薄型!しかもワイヤレス!」
「すごい」
:感想が雑w
:すごい(小並感)
「何で薄いと良いかというと、疲れにくくなるんよね。ほら、メカニカルってキートップが……えーっと、キーの高さが高いじゃん?」
「はい」
「つまり手の角度が縦になっちゃって、その分疲れややすくなるわけ。OK?」
「OK」
:OK
:おk
:おk
「その点こいつは薄型だから、手が真っ直ぐになって疲れにくいんだ。でも高さがある方が好きって人もいるから、好みかな?今まではキートップが高いキーボードでやってきたわけだし」
「先生、質問があります」
「なんでしょう英美里ちゃん」
「ワイヤレスってどうなんですか?有線のほうが安定してそうな気がします」
「良い質問ですね!最近のデバイスはかなり進化していて、無線の方が早いまであるんだよ。もちろん充電が切れたらそれまでだけど、そこはほら、英美里ちゃんがいるしさ」
:えみりちゃんに任せたら安心だな!
:ミナズキへの低い信頼感
:最近の無線はホント早い
cool vision公式:Hi SPEED SYSTEM と言います
:営業乙
「デメリットは値段です」
:ほんとそれ
:高すぎるんよ
:3万はねぇ
「続きましてこちら!
:俺が使ってる奴や
crazy strings:待ってました!
:お前もいるんかいww
「これは有線なんだけど、見ての通り小さい!」
「かわいい」
「でしょ?」
crazy strings:でしょ?
:可愛いは正義
「ファンクションキーや方向キーをがっつり削って小さくして、超コンパクト化を実現したわけなんだけど、当然マウスの可動域が広がるわけ」
「なるほど」
「間違ってもMMORPGには使えないし、普段使いにも厳しいんだけど……」
:とがりすぎなんよ
:マジでcrazy
「FPSに使うなら良いと思うな。普段はV512を使ってもいいわけだし。で、これは黒色だけど、ゲーミングにしては珍しく白もあるんだ」
「黒でいい」
:まぁ黒のほうがいいよね
「そんで最後は、ボクが今使っている、iron tools の
iron tools official:待ってました!
:※ここからはダイレクトマーケティングです
:スポンサー様の商品だ!
「ちょっと待ってね。まだ箱に入ってるから、今から開封します」
:開封動画だったか
:新品なんかい
「新品がメーカーから送られてきたんだよね。はい、オープン!」
iron tools official:美しいボディ……
「テンキーレス、メカニカルの赤軸、有線、日本語配列。機能としてはシンプルなんだけど、確かな安心感と堅牢さが売りだってメーカーが言ってます」
「重い」
「軽いと動いちゃうからね。ボディがアルミニウム合金でできてるから強く押しても本体が歪まないし、安定感には優れるよ」
「なるほど」
「あと付属でパームレストが付いてくるんだ。簡単に言うと”手首置き”だね。こうやってキーボードの下にくっつけると、手首をここに置けて疲れにくくなります」
「…………じゃま」
:じゃまwww
:草
:草
iron tools official:無理に使う必要はありません!!無くても使いやすいです!!
「これが今日持ってきた中では1番オーソドックスなものかな」
:薄型ワイヤレスと最小サイズだしな
:普通が1番や
「実際に色々触ってみるのが1番だよ。これ全部置いて帰るから」
「どうも」
iron tools official:絶対に持って帰らないでください
:公式必死だな
「叩いてみた感じどう?」
「…………?」
「キーボードを使うにあたって重視したいポイントはある?」
「……音」
「静音性ね」
「VCに入っちゃうのは、嫌いです」
「わかる」
:わかる
:わかる
「ボクも同じ考えだから、今日の3つは全部静かなモデルだよ」
「そうですね」
「ゆっくり使ってみて、それで元もV512に戻るのもアリ」
cool vision公式:アリ
crazy strings:せやろか?
「今学生の大会やってるんでしょ?終わるまで変えたくない場合もあるでしょ」
「はい」
「そうそう。で、どうなの大会は。結構噂になってるけど、順調?」
:その話聞きたい
:気になる
「かなり良くなりました。みんな頑張ってる」
「他のメンバーは男の子?女の子?」
「全員女子です」
「よし、私が色々教えてあげよう!」
:通報!通報!
:JKと聞いてテンションをあげるなw
:競技シーン未経験だろwww
:えみりちゃん見張ってて!
「ねえねえどんなこたち?かわいい?」
「えっと……ギャルと、お嬢様と、クール系です」
「やべえ選べねえ」
:選ぶな
:手を出すなよ?
「私のファンとかいないの?お寿司奢るよ?」
:金で釣るな
:怒られるぞ
:はい炎上
「仲良くなりたい!JKと仲良くなりたい!」
:必死やんけ
:草
:おちつけw
:ミナズキと仲良しやろ?満足せい
「なんの為に女に生まれてきたと思ってるんだ?JKに囲まれても許されるためだよ?」
:※許されません
:草
「チームメンバーのみんな!私に会いたい子は、ミナズキちゃんまで連絡を!」
「私が握りつぶしますけどね」
「英美里ちゃん!?」
:草
:さすが
:さすえみ
:そのためのえみり
「ぐぬぬ……まぁゆっくり攻略しよう。で、次の大会はいつ?公式配信あるんだよね」
「え、はい。えっと、来週の土日です」
「おっけ。みんな見ようねー」
:はい
:見るわ
:楽しみ
「じゃあ今日は以上です!解散!また次回、バイバーイ」
「あ、ありがとうございました」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます