第13話:登校中に絡まれたんだが

模擬戦の翌日。


レントは借りている宿から学園に向けて歩いていた。しかし登校中、謎に視線を感じた。


「....今日はやけに視線を感じるな」


しかしそれも当然であり、受験生のほとんどが昨日の模擬戦を見ていたからである。


実際に話してみたいと思う者はいるが、この規格外な力を持つレントに対し、畏怖や尊敬の念があり、話しかけられる人がいなくて見るだけにとどまっているということである。


しかしそんな中でレントに話しかける者もいた。


「へー、お前が試験で的をぶっ壊したっていうやつ?なんだ全然強そうに見えねえな」


そう言い話しかけてきたのは取り巻きを三人ほど連れたガラの悪い貴族だった。


「なんだ貴様らは?いきなり現れたかと思ったら随分と言ってくれるではないか」


「ふん、俺は子爵級の貴族だ。それよりあの的を壊したなんてどうせ嘘だろう?」


こいつらは俺の試験の結果を何かのインチキか何かだと思っているのか?


「噂を信じるか信じないかは貴様の勝手だ」


そう言って学園へ向かおうとするが、貴族とその取り巻きたちが笑いながらレントを囲むように近ずいてくる。


「.....なんのつもりだ?」


貴族達は下衆な顔でレントに強く言い放つ


「一介の市民が優等生気取りか?あまり調子に乗るなよ?」


「別にそのように振るまったつもりもない。それに貴様らは結局何がしたいんだ?」


その言葉に連中は挑発されていると感じたのか顔を真っ赤にさせてレントに襲いかかってくる。


「僕をバカにするなぁ!」


拳に魔法を付与させて殴りかかってくる貴族に対しレントは軽い動作でいなし、懐に潜り込むと鳩尾みぞおちの部分を軽く殴る。


「ぐはっ!」


貴族の男は情けない声を上げて失神してしまった。


「よ、よくもやったな!こうなったら魔法を使ってやる!」


そう言い三人の取り巻きは一斉に詠唱を始める。


「先に仕掛けてきたのは貴様らだろうが.....」


そう言うが取り巻き達は詠唱を辞めるつもりはないらしい。ここが街中だということを理解てしているのだろうか?


「ファイラ!」「ウィンド!」「水槍ウォーターランス!」


三人から放たれた魔法はへろへろとゆっくり向かってくる。


(何だこのゴミのような魔法は?これはもはや子供の遊びではないか...)


そう思いつつ腕を軽く振って魔法を消し飛ばす。


「「「え」」」


とても驚愕した様子の三人を軽く殴って気絶させた後、通行の邪魔にならないように道の端へ投げ捨てると再び学園へ向けて歩き出した。




_________________________________________



<作者>......忙しかったんですよ

<レント>言い残すことはそれだけか?

<作者>更新遅れて本当にすみませんでした

<レント>許さん、、

<作者>(´・ω・`)



更新遅くてすみません!

登校中のテンプレ発動...上手くかけたかな?

( ´•̥ω•̥` )

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