紛れもない朝
これは紛れもなく朝
純粋な子供のように
混じり気のない純水のように
紛れもない朝
どこかで小鳥が泣いて
涙を葉っぱが受け止めた
落としてしまわないように
そっと 音もなく
冷たい風も
眩しすぎる太陽も
誰も私を見てはいなかった
世界から切り離され
とぼとぼと音を鳴らす
あれ 今日は何曜日だっけ
箱庭 小川コウ @Klette
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。箱庭の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます