第13話 もう一度!
彼は迷った。
もっとギリギリの危機感が有るタイミングで助けないとダメだったのか?
他の手は?
やはり地面で受け止めるくらいの劇的な感じが必要だったのか?
迷ったが、彼はもう一度、少し時間を戻した。
彼の時間を戻す能力は「少し時間を戻した」と表現しているが、言ってみれば「あるセーブポイントまで戻す事が出来る」と言うような能力である。
賢明な読書様にはお解り頂けよう。
ここで、こんな説明をする意味を。
彼は男子生徒と二人、カチャンと音を立てて閉まる屋上の扉を呆然と見ていた。
■むしろ、必要無いのに抱き寄せた事を糾弾されなくて良かったね!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます