これは真実である

門前払 勝無

第1話

「これは真実である」


 全ては渦の中にあり、我々はその中で刹那に生きている


 悲しみも苦しみも喜びも怒りも、生まれて死ぬまでの中の刹那である


 自分自身に囚われてはいけない


 五行の中に成り立っている一粒の砂が我々なのである


 人間は理由を求める生き物である

 人間は人間を消費して生きている動物である


 神というのは表現の一つで人間に解りやすくした自然の摂理を表したものであり決して人間が神を理解出来るものではない


 神の声などは人間には絶対に解らない


 五行によって育まれている動植物からの恵みで人間は生きているのである


 私が特別なのではなくて誰しもが感じられるものである

 山に入ると感じる事が出来る

 素直な気持ちで、太陽と月、土、水、風、火、金(石)を五感で受け止めるだけで生かされている実感をする事が出来る


 しかし、素直な気持ちを現代人は忘れているから、同種の言葉に気持ちが流されやすくなっているのである


 人間の創った教えとは人間のみの都合で決めている心の拠り所なだけで、生きる為に必要な事では無い

 他人の意見はほんの少しだけ取り入れれば良い

 大事なのは自分で決断することである


 五行の摂理を感じて、多少の他人の意見を取り入れて一つ一つ自分で決断する事が最も大事な事なのである

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これは真実である 門前払 勝無 @kaburemono

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