あとがきと登場人物紹介
ライア・エル・ファルシール
世界を愛する元気な変態。
やばい趣味を持った善人と見せかけて、かろうじて光属性な趣味に人生全振りしているためになんとか社会と折り合いをつけているだけのド畜生。
たいがいの逆境を楽しめる強靭なメンタルと高い自己肯定感を持っているため、人生がすごく楽しい。
ただ親が知ったら泣くだろうなという自覚はあるし、好感度も下がると理解しているので、周囲から見ても最高の自分になるよう努めている。
特別頭が良いというわけではないものの、鬱展開が絡むと異様に勘が鋭くなるという嫌な性質がある。
一番向いている職業は教祖。
ちなみに前世では枕元にベ○セルクの13巻を置いて寝ていた。
ヴォルフ・アーレンス
第三王子お世話係兼話し相手。大体名前しか出てこなかった。
賢く優秀。全く使う場面が無かったが魔法使い。真面目で芯の強い良い子。
主人公のことをとても純真でいい子だと思っている純真な子。
主人公は彼に本性を見せないよう、一応気を遣っている。
多分一生知らないままのほうが幸せだろう。
護衛騎士さん
4人くらいのローテーションで第三王子の警護をしている。
主人公がなにかと事件に巻き込まれるので胃が痛いが、ちっちゃい子供のすることなので許しているよくできた大人達。もっと怒っても許される。
グラウディオ・ファルシール
国王なパパ。強く優しく賢い親ばか。
主人公からの扱いが若干、便利な舞台装置じみている。
リザレイア・エル・ファルシール
天才肌努力家コミュ強イケメン第一王子。
最初間違って名前をリオレイアにしていた。
主人公をちょっと変な奴だと思っているが、かわいい弟なので好き。
将来は暴れん坊将軍なみの超人になるし勝利BGMも流れる。
スフィア
ちゃんと名前があったテンプレドジっ子チョロ甘幼女神。
世界を管理する力と嘘を見分ける力くらいしか不思議能力がないので、まんまと主人公のトークに乗せられた節穴。
根が優しいのでチートな地位を勝手に追加して主人公を転生させた。
□歌姫と王子編
リリー・トレット
人魚と人間のハーフの孤児。
聞いた相手をトランス状態にできるレベルの超絶歌唱力に目を付けられ、弟を人質にして犯罪に加担させられた。
青い目と真珠のような色の髪が特徴的。
将来は空前絶後の超美人歌手として有名になる。
得意な一発芸は鯉のモノマネ。
ドロテオ・エンティ
ちゃんと名前があった孤児院院長の催眠おじさん。
リリーの歌でトランス状態になった金持ちに催眠術をかけて寄付を約束させ、寄付の一部を着服していた。使い道は主に稀覯本春画収集と老後の貯金。
ちっちゃい子をいじめて孤児院への寄付金を着服し王族にも迷惑をかけるという罪で捕まったため、牢内で終始マッチョたちに虐められている。
□青年文官と王子編
エミリオ・アルター
仏頂面有能文官。地味顔だが実は美形。
上司に一方的に恨まれパワハラされていた可哀想な人。コミュ力がクソザコなので悪い噂を流されまくり、孤立していた。
平民。とても優秀で子供好きなおじいちゃん子。学校制度をより庶民に広めるべく、奨学金の制度化を頑張っている。
その後は隣の席の同僚に連れられしょっちゅう綺麗なお姉さんのいる店に行っているが、未だに何も起きていないため今度は熟女好き疑惑がかけられている。
ジョゼフ・バザロフ
バザロフ家前当主。
エミリオの賢さと善良さを気に入って後見人になり大学へ行かせた。
いつかいろいろな立場の子供たちが自由に学べるような社会になってほしいと思っている人徳者。
エミリオと出会った教会のお偉いさんと賭けポーカーをしまくったり、泥酔しながら好きな女体の部位について語りまくって殴り合いの喧嘩に発展したことがあるという秘密は墓まで持って行った。
トマス・バザロフ
エミリオの上司でジョゼフの息子。表向きはおおらかだが実際は選民志向が強い
もともと平民のエミリオが嫌いだが、奨学金制度で余計平民が学を付けて同じ職場に来そうで嫌だったためエミリオをいじめついでに計画を頓挫させようとした。
自分よりエミリオのほうがジョゼフから可愛がられていたことにも心底むかついている。隣の芝生は青い。
最近左遷先で平民のパン屋の娘に惚れてしまい、葛藤で死にそうになっている。
アリア・クラーレン
ファルシール王国国立大学主席卒業の才女にしてクラーレン伯爵家の令嬢。
文武両道、容姿端麗、優婉閑雅なド変態。親は泣いていい。
ロリショタコンの同士をかぎ分ける才能がある。
時々王子に呼ばれて調べものを任されている。呼ばれてなくても来る。
天才美少年がドストライクなので、主人公は仮に本性バレしたところでこいつからは逃れられない。
□女優と王子編
ヴィオレッタ・エルランジェ
第一王子お気に入りの劇団の団長兼女優。
若いがとても優秀。他国の劇団で修業をしてスカウトされこっちで劇団を作った。
主人公のことを猫被りしているが家族思いで優しい少年だと思っている。
天才女優のわりに、主人公にも闇落ちした親友にも見事に騙されている。でも本当に優秀なんですよ、今回が特殊だっただけなんですよ。
ミラベル・オービニエ
ヴィオレッタと同じ劇団で女優をやっていた。
元々は可憐で元気な女性だったが、チンピラに惚れて身を持ち崩し、やべえことになり闇落ちした。
脅されて王族相手に爆弾テロをかましたため、本来なら死刑になるところだったが、演技の才能をかわれて諜報のお仕事に就職。
救ってくれた第一王子に感謝はしているが、急にチンピラヤクザと付き合っていた時よりエグい諜報業界にぶち込まれたので胃をやられている。
ミシェル・トナー
ヴィオレットの劇団の若手実力派女優。
第一王子と退室して歌のお稽古をしていた人。
特技はブレイクダンスだが披露する機会がない。
□騎士と王子編
ルグナー・ウィスタリア
ウィスタリア国第七王子。
暗黒微笑腹黒王子として主人公から一方的にめちゃくちゃ好かれている。王位継承権が低すぎて誰からも期待されずグレた。
油断した人間たちの弱みを握りまくり、奴隷商人まがいのことにも手を出していた。
自分の秘密を知って告発しようとしたギルベルトに王族暗殺の疑いをかけ、追放後奴隷の首輪をつけ捕獲。じっくり心を折ろうとウキウキしていた。
主人公に速攻で裏切られ逮捕され、いろいろ落とし前を付けた後は僻地の塔に幽閉されている。
数年後に塔の前に赤ん坊が捨てられて、元腹黒暗黒微笑王子の子育て日記とかがはじまるかもしれない。
主人公のことが腹の底から嫌いだけれど、それ以前に意味が分からないのでもう関わりたくない。
ギルベルト・ダーミッシュ
偵察も戦闘も一級品のガチムチハンサム騎士。
やたら野生的な勘の強い、おじさんギリギリなお兄さん。クソ真面目と見せかけて実はおちゃめな面もある。
ライアのもとで働き始めた後、他の護衛さん達との関係は良好だが、しょっちゅう女中さん達から差し入れを貰っているのでそれも若干危うい
主人公をヤバい奴だと思っているがこの身に代えても守る覚悟がある。
ハンス・ベッカー
ダーミッシュ領の領民。シンプルにいいやつ。
勉強が実を結び王都に働きに来た。ギルベルトに恩義を感じているし、身に余ることなので口には出さないが友人だと思っている。
その後店の信用も回復し、ますますギルベルトに恩を感じているし、ライア殿下へも感謝している。
最近めちゃくちゃスタイルの良い彼女ができた。
エリステル・ウィスタリア
社交界デビューしたての第五王女。
おっとりしたお姫様。弟の内面は知らなかったので今回めちゃくちゃビビっていた。地味にとても可哀想。
あとがき
書きたいシーンも書ききり、文字数も切りが良かったので、一旦完結とします。
またネタが思いついたら続きを書くかもしれません。
『鬱展開大好き主人公VS優しい世界』を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
フォロー、レビュー、評価、応援等下さったかたも本当にものすごくありがとうございました。
楽しく書けました!
※8月26日追記
明日から第二部投稿開始します。
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