第5話
「ほらな。言った通りやん!!お前こそいつものループじゃねーかよ。樹海探索なんて心霊系配信者なら誰でもやるんだからよ。仕込みしないと閲覧稼げねーし、その仕込みすら、ネタが出まくってるし、樹海探索なんて企画こそもう流行らないよ」
中村は煙草に火をつけると、大きなため息を吐いた。ふと、中村は思い出したように井口に言った。
「そうそう、こないださ、ローカル雑誌なんだけど、心霊や宇宙人、未確認生物だけを取り扱う雑誌にメールしたんだった。その雑誌はネットで読んだんだけど、都市伝説も取り上げてて、結構マニアックないかにも系なのがいくつかあったんだよ。それで、動画投稿心霊系ライバー達に企画を持ちかけてて、俺勝手に応募しちったんだよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます