気になる子2 sideチャーリー

さてさて前話に引き続き僕目線で話を進めていくよ!


ジャスミンはどんな女優さんよりもとっても綺麗なんだ。

綺麗すぎて話しかけられない。

高嶺たかねの花状態なんだ。


それでも僕は今日ついに、話しかけることを決意した。

なぜなら、今日の星座占いで1位だったから!!!

話しかけるなら今日しかない。僕はそう確信したんだ。


と言うことでやってきました、みんな大好きお昼休み。

僕はジャスミンに話しかけるタイミングを探っていた。

しかし!ジャスミンは昼休みになるなり突如教室から姿を消し、昼休みが終わる頃に颯爽さっそうと戻って来たのである。

昼休みは僕の不戦勝・・・と言うことになった。

(というか完敗)


もう後が無い!運命の放課後!

やっぱドキドキなシチュエーションといえばって感じの時間帯だよね☆

帰りのHRが終わり、いよいよ話しかけるチャーンス!!!

僕はそっとジャスミンの席に近づいた。


彼女の席は窓側。今日も彼女は何やら難しそうな本を読んでいる。

季節は春ということもあって、まだ桜も散っていないため風情がある。

まっ僕はそんなこと気にするキャラじゃないけどね☆


ドキドキと高鳴る胸を押さえながらジャスミンに向かって口を開く。

「トレビアーン☆」

「メルシー」

会話が終わった。

しかし僕にしては上出来!!

初めて交わした言葉はなんだか特別に感じた。


帰り道、僕はいつものようにキャサリンとクリスティーナと並んで歩いていた。

キャサリンがコンビニに用があるというので、僕たちは着いて行った。

キャサリンがコンビニで何やらしている間に、僕はジャスミンの件でお世話になった(前話参照)クリスティーナに今日のことを報告した。


報告後の彼女の一言。


「なんで2人ともフランス語なの?」


た、確かにー!!!!!



僕の恋に乞うご期待!!!!!!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

食パンを咥えながら角を曲がると運命の出会いがある 佐々木 @ssaaki_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ