第28話 千葉県八街 長光寺の枝垂れ桜

28 千葉県八街 長光寺の枝垂れ桜



 妙宣寺から長光寺へはそんなに遠くない。


何となく観光客らしき人が歩いているので着いて行くと


長光寺へついて居た。


大きな樹が本堂の前でデンと構えて人々を迎えてくれている。


ウバヒガンサクラという種類で樹齢三百年という。


それにしてはこの樹も伸び伸びと枝を伸ばしてる。


本堂の方へ回って見ると太い幹にびっしりと苔が覆っている。


日が当たらないという事なのか。


この苔って桜の樹にとっては良くない事だと思う。


この苔の樹を一枚スケッチする。


あまりに見事な苔が幹をウグイス色のような緑に染めている。


時間があるのでもう一枚表からスケッチするが


こちら側からは苔は見えないし,枝の形も全く別物に見える。


インターネットで現在の樹を見て見ると苔らしいものは写ってないので


無くなったのか、樹木医のような人が取り除いてくれたのか。


本堂を建て替えたとは思えないが、


私が苔の幹をスケッチした時、軒下からスケッチした記憶があるが


今見ると建物から離れているように見える。


まさか別の寺という事はないだろうから私の記憶違いという事か。



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