第25話地蔵院の枝垂れ桜
25地蔵院の枝垂れ桜
平成十七年三月二十九日
インターネットで調べていたら川越街道(254線)を東京方面に走って行くと
上福岡を過ぎたあたりに地蔵院という枝垂れ桜の寺があると書かれていた。
行ってみることにした。
254線上にあるから道に迷う事はない。
見落とさないように気を付けて車を走らせる。
直ぐに分かった。
駐車場も空いている。
知られていないのだろう。
さっそく、枝垂れ桜を見に行くとこんもりと盛り上がった傘のように見える桜があった。
三月末なのでここも早咲きの枝垂れ桜のようだ。
高さ6,3m根回り3,9m枝張り7,5m樹齢350年前後とある。
その割には幹が太くない。
高さもあるのにこじんまりして見える。
幹に治療の後らしきものがあるので色気を感じない。
スケッチを邪魔する人もいないので思う存分に描けるが全景が見える場所から描くと
桜の枝の中に幹が入ってしまってその姿がよく見えない。
開きかけの傘のような絵は私の好きな幹が描けない。
一枚は枝の中に中に入って描く。
幹の治療の後が痛々しい。
でも、時間は充分あるし人も少ないので三枚のスケッチをする事が出来た。
印象通りこじんまりとしてしまった。
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