第24話 秩父 大野峠近くの桜
24 秩父 大野峠近くの桜
平成一六年四月六日
越生からときがわを通って秩父へ抜ける道がある。
山道で運転が大変だがこの道を通るのは好きである。
何故なら、各々の家や畑に春の花が咲き競い百花繚乱を楽しめるからである。
あるものは石段からこぼれ落ちるように枝垂れの梅や桃の枝があり
白やピンクのグラデーションを楽しませてくれる。
一つ一つは名前を知らないが黄色や白、ピンク、紫の草花。
特にピンクは色々な色がある。
白に近い物、薄い色、濃い色、赤みの強い色・・・色の見本市だ。
それを引き立てるように新緑のミドリ。
目が喜んでいる。
車でさっと通りすぎるのが惜しいぐらいだ。
八重桜の樹が沢山ある所があるが花はまだ満開ではない。
大野峠を過ぎて視界の開けた所があり、そこにこの二本の樹があった。
何となくいい感じがしたので車を止め、愛犬を休ませながらスケッチする。
樹が伸び伸びしている感じがする。
道を左にとると芦ヶ久保の果樹公園の方に出る。
そのまま降りてゆくと299号線で芦ヶ久保の道の駅が目の前にある。
いつも通りそこで野菜を買ったりして休憩してから秩父に行く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます