第2話 ストック エイトキン ウォーターマンの件

モータウンサウンド ブラックミュージック ファンク ディスコ クラブミュージック トランス ハウス ラップ NEWWEN


様々な踊れるジャンルがある。


中でもSAW、そう、ストック・エイトキン・ウォーターマンの偉業は忘れられない。1985年以降に流行したユーロビートをけん引したのは言うまでもない。


言わずと知れた「ユーロ」イギリスを起点とした音楽プロデューサーグループであり、懐かしいメロウなメロディと打ち込み技術を駆使した心地良いダンスナンバー


特にそのサウンドの特徴のシンセサイザーリフやノリの良いベース、ふわふわとした高揚感と気持ちよさを産み出す技術を支えたのがピート・ハモンド。


SAWの代表がピート・ウォーターマン(男性)、リミキサーがピート・ハモンド(女性)。


両ピートが夫婦ではなさそうだが、仮に恋人同士としよう。


彼がサウンドを作り、彼女がリミックスする。歌うのは普通彼女に歌わせる。がしかし、彼女は音痴であった。何百回TAKEしたがうまくいかなかった。


そこで、オーストラリアから彼女と乖離するほどうまい姫を連れてきて、remixする。英と豪、いや栄と業の融合だ。


やがて、ユーロビートもすたれていく。


今、聞き返すとその高揚感と透明感、浮遊感などは今のBTSにも劣らない。ダンシングクイーンもいいが…


MELAの「HELP ME」がSAWなのか調べようと検索してみたら、「緑黄色社会」しか出てこなかった。


単純なサウンドと素朴な女性歌手の素人ぽい歌い方が好感もてる。とてもせつなく爽やかなイタリアンビートなのかなとも感じる。


いずれにしても。SAWはそう快である。「そう、爽快とはSAWとDANCING QUEENのためにある」そう?

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