応援コメント

第34話 初恋」への応援コメント

  • ネコチャン(仮名ですが)が人の性差をよくわからないまま人に化けていた、と考えるとちょっと面白いですね。「人間なら○○できるはずだろう?」とハメられた化け狸の昔話を思い出します。

    この女学生さんがどうなってしまうのか、次回がとても気になります。

    作者からの返信

    人が生み出したものの成れの果て、をふと考えてたんです。人間は自分にとって便利なものを生み出しますが、生み出した人間はいつか死にます。すると、生み出されて、与えられた役目から開放されたものが「生き物」で、引き継がれる相手がいない場合、この「生き物」はどうなるんだろうと。

    便利に使われていたわけですから、もちろん必要な役割以外の知識は、ないはずなんです。そうすると、恋でもしない限り、「性差」を意識する機会なんてないのでは?と。

    という、仮説に基づいて描いたのが、この部分でした。
    人外のものの気持ちを考えながら、物語を書くって、おもしろいなあと思う、今日この頃です。