応援コメント

第8話 告別式の日に現れたもの」への応援コメント

  • 家族を見送ったことがあるので、自分の時を重ねてしまいました。故人について、その周りの人について雑多な想いが心に渦巻く感じ、また葬儀の慌ただしさも思い出しました。
    情景や心情がリアルに描かれており引き込まれます。

    作者からの返信

    この話は、実際に家族が亡くなってすぐに書いたので、それでリアリティがあるのかもしれません。この胸が締め付けられるような思いを忘れないようにと思いながら書いてました。

    葬儀ってほんと、慌ただしいですよね。家族を亡くした人が、なんでこんな大変な思いをするのかと、ちょっと思ったりしました。

  • >「誰のおかげでサラリーマン人生謳歌できたと思ってんだよ」

    名台詞ですね。
    ちょっとだけ読むつもりが、ぐいぐい読まされてここまで来てしまいました。素晴らしい作品ですね。発想もおもしろいのですけど、登場人物の人間味が素晴らしいと思います。途中で涙が出てしまいました。

    作者からの返信

    人間味をどう描くか、がこの作品のチャレンジでのだったので、そう言って頂けて嬉しいです。
    ソーシャルメディアの活用が広がる中で、より人間としての「正しさ」みたいなものが大衆の目で審査され、重要視されがちな時代になってきました。

    でも、秀明みたいな、クソ親父がいたって良いじゃないか。残念だって、いいじゃないか。
    人間としての暖かさや魅力は、「正しさ」だけでは測れないだろう?

    そんな思いを頭の中心に据えながら、原稿を書いていました。
    文字だけの物語から、手に伝わる温もり、人間らしさ、そんなものを感じ取っていただけたらいいなぁ、と思います。

  •  ichikaYU_98さんも大事な人との別れを経験したことがある方なんだなあと実感できる回でした。私の大事な人たちも、やはりお骨にその闘病の記録が残っていました。
     
     なんでしょうね、大事な人もお骨になってしまったら、なんとなくもう諦めがつくと言いますか、なぜか気持ちが一段落します。その前段階、送り出す時の気持ちはもうなんとも言えないものですが。

     これから形を失ってしまったお父さんの影響を、主人公がどう受けていくのかがとても気になります。
     そして猫が……

    作者からの返信

    近しい人間の遺骨って、色々な想いをかかえながら、じっとみてしまうんですよね。
    こういう生活をしていたから、長い闘病生活を経たから、こういうお骨になったのかな、と。

    医学的な根拠は全くないですが、見たままの印象を小説のなかに落とし込み、親族の心境を描いてみました。

    お骨になった段階で気持ちがひと段落するというお言葉、よくわかります。

    小椋さんもお辛い経験をされたのですね。

    この話は、最終的に故人がなんらかの形で救われるお話になってますので、もしお気に召しましたら、是非続きもお楽しみ頂けたら嬉しいです。

  • ここまでとても楽しく読ませていただきました。
    親の愛は深いですね。幸せは分け与えた分、減るものではないんじゃないかと思っています。お父さんは命こそ縮めましたが、家族や他人の幸せを願っていた分、得たものもいろいろあったんじゃないでしょうか。周囲の人に人望を称えられるのもそのせいかと。

    またゆっくり続きを読みに来ます。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    コメントへの返信でも頂いてますが、全然別の人間が書いた、別の作品なのに、ストーリーがシンクロしていて驚きました。
    またぜひお越しください。私も引き続き楽しく読ませていただきます。