高校生の主人公と、小学生時代のエピソードが交互に出てきます。
高校生の主人公はどちらかというと無気力。
小学生の頃の主人公は前向きで頑張り屋。
どちらにもドラマがあるのですが……とにかく小学生時代が心に刺さります。
小学生の主人公は前向きでどんな時でも皆の事を考え、一生懸命になんとかうまくやろうとがんばります。
嫌な奴らも全力で、戦争を仕掛けてくるので、本当に大変だろうなと読みながら思ってしまいます。
子供の頃って、小学校という小さな環境の中でそこが人生の全てくらいの気持ちで、一つの国みたいな感じだったなと、読みながら思いだしました。(個人の感想です)
しんどいけど、とてもリアル。目が離せなくてどきどきします。
気づけば思わず感情移入してしまう。そんな作品です。
過去の話と今の現状、これから先どうなっていくのかとても楽しみです。