第5話 最終試験

 あれから三年・・

現在はこの大陸には4つの国が支配することになった。

ロナジール=ロナ王 スフィア=スフィアレイン女王 ララ=ルイス・ララ女王

アトラス王国=レオン・アトラス 


2人は13歳になった。

「洞穴探検」「小竜とのであい」

などこの三年間でいろいろなことがあった。

木の棒をもち対峙する。実戦さながらの戦いを繰り広げていた。

「たあっ」

するどい突きが胸あたりに迫る。

「うおっと」

何とか交わしたが次つぎと迫ってくる

はじき返しながら体制を立て直す

「そろそろお昼だし。そして今日で最後・・終わらせてやる」

そういうとカレンは構えた。

カレンから雷のような速さの剣が迫る。

これはまずい死ぬかも。とっさに守りに入る。

そして

二つの剣が交わり火花が散ったように見えた。

衝撃で棍棒が折れてしまった

「あっ」

「隙あり」カレンの棍棒が頭に当たる

「痛ったー」頭を抱えてうずくまってしまった。

「今日は負けたよ」

悔しいが武器がなくては勝ち目がなかった。

「ふふふ昨日の負けは取り返した」

カレンは自慢げな顔をしている

カレンとウララと赤い騎士と黒騎士をみていらい

毎日続けていた。時には大けがになることもあった。

雨の日も雪の日も雷が降るときでも続けていた。

己自身を鍛えるために。

成長したカレンとウララは二回りほど大きくなっていた。

カレンは160センチ10歳にしてはかなり大きいほうであった。

相変わらずの美少女だが訓練のせいか筋肉質になってきていた。

ここ3年髪も切らなかったせいかショートからロングになっていた。赤色の髪の本数が少し増えていた。赤色がアクセントになってカッコかわいく見えた。


ウララは155センチほどこちらも美少女で筋肉質。髪の毛を束ねており。目も大きくキリっとしていた。金色の髪に銀色が少し混ざっていた。


「おばちゃーんいるかーい。」

僕は床屋のばあちゃん家を訪ねた。

「はいはい。なんでしょうな」

なかから小柄なおばあさんが出てきた。今日はおじいさんはお休みのようだった。

「明日は大事な試験があって。その前に髪をきってもらいたくてさ」

「お安い御用だよ。」

おばあちゃんは優しい顔をして答えてくれた。

「うん。ありがとう」

うれしくうてなずいた。

椅子に座り。おばあちゃんは奥からハサミを持ってきた。

「今日でお別れかい?」

おばあちゃんは寂しそうに聞いてきた。

「また戻ってくるよ」

少し寂しい気持ちだったが明るく答えた。

「ならよかったわ」おばあちゃんはうなずく

「いつもの髪型でいいかい??」

優しく聞いてくれた

「うん。」

髪を切り始めたおばあちゃんが

いつものおとぎ話をしてくれた。


「人々を守るために悪魔になったお姫様の話」

むかしむかし山の上にすむドラゴンが

町におりてあばれていたとさ。

王様の娘である少女は剣と魔法で

人々を苦しめるドラゴンを倒しに向かうのだ。

ドラゴンを倒した少女をみて神様は怒ってしまう。

ドラゴンと神様は仲のいい友達だったのだ。

おこった神様は少女のいる王国を滅ぼそうとした。

すると少女は悪魔になり空を飛び神様を追い払ったのだ。

悪魔は子供を残し山へ帰っていったのだ。

それから神様は来なくなりました。とさ。


おしまいおしまい。

「久しぶりに聞いた。おばあちゃんのはなし」

「さっ終わったよ!」

髪を切り終わったおばあちゃん

「うん。ばっちり!」

髪もかわいく決まってすごく納得がいった。

「ありがとう。おばあちゃん。」

「はいはい。川で流しておいで」

「はーい」

「じゃあね。おばあちゃん。絶対また会おうね。」

「はいはい。」


**

川の水で髪を流していると

カレンも髪を洗いに来た。

「カレンも髪切ったの?」

「うん。まあねお母さんが切ってくれた。」

カレンは僕に親がいないことを気にしてかサラッと言った。

「僕はばあちゃんのところ、ばあちゃんのが一番上手だからさあ」

「オレもばあちゃんに切ってもらいたかったなあ」

「明日は頑張らないとね。髪も切ったしご飯も食べたしあとは寝るだけ」

カレンが言った。

「じゃあ明日朝ね。寝坊しないようにな」

寝坊助のカレンに僕がけしかけた。

「なんだとう、そっちこそ寝坊しないようにな」

カレンが言い返してきた。

「じゃあねー」

「またあしたー」




*****



なかなか眠れない僕は家のデッキから星を眺めていた。

明日は絶対に合格する。

そして必ず世界最強の剣士になってやるんだ。

そう決意する。

そして

自分の母親のことも何かわかれば・・・


そして試験当日の日が訪れる。


「おはよー」

「おはよ」

僕もカレンも眠い。

まだ早朝であった。

「さあ、出発するか試験会場はここから約100キロほど5時間ほどでつくだろう」

僕がカレンに話しかけるがカレンは寝ている

「はあぁ」

肝心な日にその調子じゃあ

カレンを馬に乗せるそして僕は前にまたがりたずなを引く

「さあ!しゅっぱつだあ!!」

僕は元気よく言う

「おーー」

カレンの元気ない声が聞こえてくる

早めについたら休憩して本番に備えるかな。

馬にまたがりかけること3時間 *後で移動した風景などを書き込む

ようやくロナ王国の領域に入った。

街道では大きな検問が行われ試験に紛れてる敵国の人間がいないかチェックしていた。

街道での検問は簡単なもので。2人は試験番号と名前を伝えると難なく通してくれた。

兵士たちはまだ13歳になりたての子供が王国兵士の試験をうけるとききびっくりしていた。

それもそのはず何十回も受けても合格しないものもたくさんいた。

試験に合格すれば給料もでる。そして研修をクリアできればさらに給料も上がり

役職ももらえるのだ。しかしその研修はかなりの過酷を貫いていた。なんせ人の上に立つということは命を預かることに等しい。生半可な気持ちでは合格できないのだ。

研修が終わった後は兵長として20名前後の仲間を連れて任務を任される。

もちろん大将軍を目指すがまずは兵長だ。確実にやらないとな。


二つ目の検問もすんなり通り、試験会場のコロシアムが見えてきた。

ここでは普段は騎士同士の戦いがみれトーナメント戦が行われている。そこで優勝もしくは準優勝で、兵士の試験をパスすることができた。いわゆる裏入学てきなものである。なのでコロシアムはいつも参加選手であふれかえっていた。

しかし今日は試験コロシアムに参加している者たちも大勢参加しておりその数は3万を超えている。


「参加選手のみなさまはコロシアムに集まってくださーい。」

女性の司会者が話を進める。


そして大きなドラムがなる。


「それでは今回のルールを説明します。まず試験は筆記試験・実技試験・持久力競争・回復魔法のうちどれか二つでも上位に入ることができれば合格となります。店員は100名」

「筆記試験は読み書きなどでこれができないと話になりませんね」

次は持久力テストこれは30キロの鎧を着て約5キロ走ってもらいます。

次は実技試験10名ずつ ステージに上がっていただき戦っていただきます。そのうちの上位3名が合格です。

回復魔法の方は戦闘実技試験には参加しなくても大丈夫です。

時間内に止血、解毒、治癒等をクリアしていただきます。」

「質問があるかたあ?」

「はい。100名より多く残った場合はどうなるのですか?」

「ええっとその場合は・・」


3メートルは超える大柄できれいな赤いドレスを着た女性が現れる。

その女性は髪はブロンドで長く目は青く切れ長で異常なまでの筋肉質であった。

赤のドレスもはちきれそうになるくらいであった。

「その場合は全員合格にしてやろう 全員全力を尽くすがよい!!」

リウス王国最強 赤い戦神レオナレデスが現れたのだ。

「おぉぉぉぉー」

地鳴りのように大歓声が響き渡る。参加者1万人に対して観客は5万を超えていた。

「うぉぉぉやるぞー」

カレンもやる気満々のようだ。


*****


そして太陽が真上に上がり

「それでは試験開始!時間は10分書き終わったら四隅にいるスタッフにわたしその場で採点する合格のものはステージに戻り不合格者はそのまま帰りなさい。」

一斉に紙に向かって書き始める

カリカリカリカリ・・・・

紙一枚を地面のコンクリートの上でみんな一斉に書き始める

その内容は

問題1

自分の名前を書きなさい。

問題2

50音を書きなさい。

問題3

仲間が敵にやられています。助けに行くと自分たちがピンチになります。

1助ける 2助けません どちらかお答えください。

問題4

絶対に勝てない敵が目の前に現れました。あなたならどうしますか??

1たたかう 2逃げる 3仲間を呼ぶ 

問題5

絶対に勝てない敵が目の前に現れました。仲間が後ろに10名いますあなたならどうしますか?

1全員で戦う 2全員で逃げる 3助けを呼びに行く 4半分戦い 半分逃げるもしくは仲間を呼ぶ


以上で終わりになります。

回答がかけましたら、スタッフにお渡しください。


僕は速攻かきおわりスタッフのもとへ急いだ

同じくカレンも書き終わったようだ。

スタッフに渡し緊張して待つ。

「8993番合格」

「8994番合格」

スタッフの声が聞こえてた

「よしっまずは一つクリア」

「ふう。何とかだな。」

カレンはぎりぎりだったようだ。内心ここで落ちたら洒落にならない。

おばあちゃんにも合わす顔がないからね。

合格者は鎧を着てすぐ出発するように。

2人は鎧を着たことがなかった。ので衛兵の方たちがつけてくれた。

「お嬢ちゃんあんまり無理すんなよ。次の試験は夕方までにゴールできればいいから焦らなくてもいいからな」

優しいお兄さんが声をかけてくれた。

「ありがとうございます!」

お礼をいう。

「いくぞウララ」カレンが話しかけてくる

「おっ重いこれで30キロかあ」

自分の体重と変わらないくらいの重さを持ちながら歩く

しかし米を運んで山を登りおりしていた時に比べればまだ楽であった。

「みずくみや米運びに比べれば全然よゆう。」

カレンが余裕そうな表情を見せる。

「そうだね。山の中を上り下りしてのを思い出せばね。岩場もあれば川の中を歩いて渡らないといけない道もあったからな。」

そんなこんなで1時間ほどでゴールした。


***

「レオナ様。面白い少女が2名ほどいます」

側近グレイスがレオナレデスに話しかける。

「どれどれ」

レオナレデスは腰を上げて鎧を着て走って帰ってくる2人を見た。

ブカブカの鎧を着て走って帰ってくる2人

「あの二人・・あのときの・・・はははは」

レオナレデスは鼻高々に笑った

「あれはブカブカすぎますな・・はははは」

グレイスも笑う

「笑止。そこではないわ」

レオナレデスが笑いをとめていう。


レオナレデスは3年前のバズ山脈での戦いを思い出していた。

次あったときは運命であるとそう思っていた。その2人の少女が目の前に現れたのだ

それはレオナレデスにとってうれしくて仕方がないことであったのだ。

「ははははは。あの二人からは目を離す出ないぞ、とんでもない大物になるやもしれん」

「はっ!!かしこまりました。」



*****


次は最終試験をのこすところになっていた。






「おい!!レオナレデス!俺としょうぶしろおぉぉぉ!!」

ステージの中央で大男がレオナレデスをののしっている。

「レオナレデスーでてきやがれ、お前のうわさは聞いているがどうも信ぴょう性がねええ。いっそ俺が相手してやる!!」


「レオナ様、私が相手してきましょうか?」側近のグレイスが言う。

「いや、私が相手しよう」レオナレデスが答える。

「なっレオナ様自らお出にならなくても」

「まあよい。座って見ておれ」レオナレデスが平然と答える。そして階段を下りてステージに向かう。

「きっきやがったな、ってってめーがレオナか。なめた格好しやがって。」おどおどしながら大男言う。

「ああそうだ。相手しに来てあげたぞ」

レオナレデスは赤いドレスを着て大剣を持っている。

「俺は嘘つきはだいっきらいでなあ、俺の名前は。町で一番の怪力と言われている」

「わかった。なら始めよう」力自慢は今までに何百というものを相手して来たのだ。そいつらを超える逸材なのか見させてもらおうと、心の中で思うのであった。


レオナレデスは剣を抜く。大剣だその大きさは2mを超える大きさで毎日手入れされ光るような輝きを放っていた。

リンドは大ナタを取り出した。そして次の瞬間襲い掛かった。

リンドも2mを超える大男で100キロは超えるほどの巨漢の持ち主であった。

カキーン。

レオナレデスは軽く受け止める。

すかさずリンドも次の一手を入れるそして

カキーン

レオナレデスは軽くまたも受け止める。

「コッコノヤロー殺してやるー」

リンドは勢いよく大ナタを振り回すが、すべてはじかれる。

「もう、おしまいか」レオナレデスが問う。

「ふふふ、いやまだだ」

リンドはもう一本の短剣を取り出し二刀流の構えを見せる。

「おりゃあああぁぁ」リンドの気迫のある連撃が始まる。

大ナタで相手を崩しその隙を短剣で突こうとする作戦らしいが

まったく崩れないむしろリンドが弾き飛ばされるのだ。

「なっ、ばっばかな。」

「うりゃあぁぁ」

大ナタを振るうリンド

パキーン。大ナタがはじかれ砕け散った。

「なっ・・・」驚愕するリンド

「まっ待ってく!!った頼む。武器がなくちゃ話にならないじゃないか。ったたのむ」急に試験と言い出すリンド

「武器がない?その体があるではないか。お前は戦場で同じことを言えるのか?戦場では武器がないなどは通用しない。素手でも相手を倒すそれが、戦いというものだ。悪いが命乞いするような軟弱者は我が軍にはいらんのだぁ」

レオナレデスの怒りの剣がリンドを真っ二つに切る。

一瞬だった。大剣を軽々とふるレオナレデスの動きは華麗であった。

ステージにはリンドの動体と頭が転がる。

側近グレイスがレオナレデスに近づき赤い布を渡す。

レオナレデスは受け取り剣の血をふき取る。

そしてグレイスは死体をかたずける。

あまりにも淡々としていた。


****


「すっすげえ」




夕方暗くなり周りに明かりがともされる。

 街灯がともりだした。

 コロシアムの中央には約500名ほど残っていた。

 最終試験の説明が入る。

「これより最終試験を開始します。まず10名上がっていただき。こちらにおいてある好きな武器を取ってください。そして制限時間は6分。有効打が入ったと審判が判断したら有効打が入った選手は敗退になります。有効打を入れた選手は勝ちぬけになります。では10名上がってください。!!」

「よし行くぞ!」

「えっ、初めのほうが強い人が多いんじゃないの」

 僕は止めた。

「みんな様子見で2番目ぐらいから強くなってくるものさ。あと対策を考えられるかもしれないから一番最初がいいんだよ」

「そっか。さすがだね」

 カレンはステージの上に上がる。そしてくっつくように僕も上に上がった。

 うぉぉぉぉおー 凄い歓声が響き渡る。どうやら一番最初に上がったらしい。

「さすがに緊張するね」

「そうか?」

「全然きにしないけどな。」

 続々と八名上がってきた。

 まずは武器を選ばないと

 棍棒1本を取り 僕は槍を選んだ

「やり?やりなんか使ったことあったか?」

「一応ね夜一人の時は槍を使って練習してるんだよ」

「へー」

 感心するカレン

「さあ、それでは第一試合開始!!」

 あっという間に始まった。

 敵八人は一斉にこっちに向かってくる。

「まずいぞウララ」カレンは驚いていた。

 左のほうが手薄になっている。右は5人ぐらい

「大丈夫そのための槍だから。左に動きながら戦おう」僕は答える

「わかった。」

 僕は槍でけん制しながら動きを止める。カレンは左に移動しながら2人を相手する。

 細めの男が棍棒でレインを攻撃しようとしていた。

「あまい」僕はやりで棍棒をはじきそのまま相手の胸に一撃を入れる。

 うずくまる男にとどめをさすカレン

 真上に上げた棍棒を振り下ろす。その速さにすさまじい風がなる。

 そして鈍い音がした。死んだかもしれない。僕は相手の心配をした。

 いや死んでいない頭をわざと外し肩を打ち抜いたのだ。もうこれで動けないだろう。

カレンはすかさず相手の棍棒を拾う。

目の前にはまだ敵がいる女性騎士だ。

僕は後ろから狙おうとするやつらを槍でけん制する。そして

「とらりゃあぁ」僕は突きを放ちそして頭へ、腹へ仕掛ける。

相手はうまくかわすが。

僕は槍を振り下ろす。棍棒の横をすり抜け腕を打ち抜いた。

「ぐああぁ」本当の狙いは武器を使えなくすることだ。

そして相手の胸にめがけ渾身の突きを放つ!

「てやぁぁ」

「ぐはっ」

一人動けなくなったことで相手は怯む。

カレンは女性騎士に苦戦していた。

風を切る速さで剣劇が繰り広げられていた。

「カレンそいつは危険だ2人でやらないと勝ちめがない」

「ああ、わかった。ひとまず離れるぞ」

カレンとウララは素早く動き敵の間をすり抜ける

そして女性騎士はほかの騎士と対峙する形になった。

女性騎士はほかの男たちを一撃で仕留めていく。

スピード、剣の動きどれをとってもただものではなかった。

そしてあっという間に

女騎士と僕とカレンになった。この時点で試験は合格していたのだが、

審判の人はだれかと話をしているようだった。

「俺に行かせろ」

「でも」

「自分の力がどこまで通じるか試しみたい」

カレンの真剣な表情が僕の心をに届いた。

「わかった」

「絶対勝ってくれよ」


**


「そのまま試合を続けさせろ」

「はっはい」


**


とうに6っ分は過ぎていたのだが、客席にいるものや控えの者たちもこの試合を見入っていた。

女騎士が棍棒でけん制してくる

カレンは軽くはじく

そして女騎士は力いっぱいに棍棒を振る

カレンはこれをうまくかわし相手の土俵に乗らないつもりだ。

「よくわかったわね」

「罠っぽいから」

2人はしばらく対峙する。

カレンが前に出れば相手は引きそんなやり取りが続く

どちらも一つの選択ミスが致命的になることをわかっている

だからこそ慎重になっていた。

ちらりと女騎士の顔が見えた。まだ若い。少し年上っぽいがそんなに離れてはいなさそうだった。

「カレン大丈夫か?」

「ああ」

カレンが動く。相手の懐まで一気に潜る。さがる騎士

さらに奥まで入り込む。

下から棍棒を振り上げ顎めがけて振る。揺動だ。

かわす騎士。体制を崩した騎士の足を引っかける。

「なっ」

そのまま二人とも倒れこむが

カレンのこぶしが騎士の顔面を殴る

そしてさらにこぶしで殴る。そしてすぐさま棍棒をとり

倒れた騎士の顔の目の前に棍棒を突きつける。

勝負あった。


カレンも騎士も肩で呼吸している。

試験終了。レフェリーの声が響き渡る。そして

場内からの割れんばかりの歓声が2人に聞こえた

騎士と握手を交わす。騎士は兜を取る

金髪の髪をした少女であった。

「私の名前はルイス・エレン。エレンでいいよ」

「僕はウララ」

「俺はカレン」

「よろしくね。」


「合格者の方はこちらへ来てくださいー。明日の朝9時にこちらの紙を記入して持ってきてください。場所はここで集合です。時間厳守でお願いしまーす」












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