中卒を見下し合コンで俺をゴミ扱いする無能上司「低学歴は陰キャ女と宜しくやってろw」→数分後、彼女が眼鏡とマスクを外し...

第14話

ある日のことだった。

俺はかつての無能上司だった藤島さんと

駅前のロータリー広場にて偶然にも再会した。

合コン時は、イケメン風な男性ではあったが。

今の藤島さんは髪の毛がボサボサで、着ている服もヨレヨレだった。俺はこの時。

変装してるマヒロがすぐ隣にいて手を繋いでいたのだが。

「山吹、あのさ、悪いんだけど、

飯を奢ってくれないか？？」

「俺、昨日から何も食べていなくてさ...」

やつれていて、顔色も悪い。

マヒロのこと、チラリと一瞥したが、

「あの時の陰キャ女か...」

とだけしか言わなかった。

ま、実はアイドルなんてこと、

言う必要はないな。