第14話 火能力の理由

「俺は、火の神様の神社の家の子で、困った時は火の神様が助けてくれるって教えられてたんや。あれを貰った時は、飲まないつもりやったけど、体調が悪くなって栄養ドリンクと間違えて飲んでしまったんや。その後、体が苦しくなって熱くなって気がついたら火能力が使えるようになってた。俺はあの時、心の中で助けを求めて、火の神様が来てその影響で火能力になったと思っているんや。」


「そうだったんだ。」


4人は不思議と納得した。


「そういえば、夢乃。なんで紫雨にはタメ語なの?年上の人とか、歳がわからない人にはいつも敬語使ってるのに。」


ほのかは、初めての人にタメ語で話している夢乃を見るのは初めてで驚いている様子だ。


「そういえばそうだね。なんでだろう。好きなキャラクターに似てるからかな?」


夢乃は少し恥ずかしそうに答えた。


「好きなキャラクターか。それってミジェル・クロマティアン?」


夢乃はその言葉を聞き体がビクッと反応した。


「知ってるの?」


「知ってるよ!俺、小さい頃からずっと好きで真似してるうちに○○やって言葉が口癖になったんや!まさかこんな所にミジェル・クロマティアン知ってる人がおるとはな!」


「だよね!嬉しいな!」


2人は食べ終わるまで語り尽くしていた。

その様子をほのかはにやけながら見ていた。



翌日、人々の叫び声で5人は目を覚ました。


「何が起きたの。」


タッタッタッ


5人は急いで外に飛び出した。


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