第8話 Gott ist todt!

存在理由は証明された。

自身が存在する理由が竜神様の祭司として信仰を広めることだと屍躰使いネクロマンサーの少女は気づいた。


少女は竜神信仰の広め手となり、竜神への信仰心をその身に受ける存在となった。

竜神と少女が名付けた帝竜(実のところ神でもなんでもないどころか、いきなり現れた長いレールガンを持った女子高生によって討伐されている。神は死んだ。)は死の都における主神として崇められるようになった。


執拗に神への信仰を喋る連中がだんだん集まると信心が呪力を生み、少女に経験点として還元されるように自然発生的な術式が編まれた。

死者の都に棲む生者と死者の両方から信仰心が注がれるので経験点の量は莫大なものになった。


いきなり屍躰使いネクロマンサーのレベルが上がった。

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