(88) 公開二周年
本作が公開されて、二年がたちました。
二年前の9月11日、金曜日の朝にシネコンに駆けつけました。さんざん悩んだわりに、初日の初回に行きたかったです。
その後は一周年の記事(62)に書いたように寝ても覚めても窮鼠窮鼠で、思いがけずブログに小説まで再開してしまいました。小説のタイトルにセリフを使ったり、会話にも窮鼠のセリフを使わせてもらったり、記事の頻度は減りましたが、多大な影響を受け続けてきたのです。
現在は少し突き離して本作を見ている気もしますが、特別中の特別な作品であることに変わりはないです。
先日、嬉しいコメントを頂きました。
いつの間にかアメリカ、イギリス、オーストラリアなどで公開されていて、ネイティブスピーカーと思われる人のレビューが増えていたそうです。
「過小評価された傑作」
「レビューのポイントが低いので見逃していた」
国は違えど同じように感じるんだなあとしみじみ。
ポイントが低い人がいるのは、日本でも感じたことです。
極端なんですよね、評価が。
人によって全く違う、私みたいに延々と語ってしまう絶賛派がいるかと思えば。
「ホモストーカー映画」と、中は読んでませんが、ゲイフォビアのヘテロ男性と思しき人。ゲイでも「BLだ!」と終始怒っている方は星ひとつです。
見る人を選ぶ映画なので、評価が分かれるのは当然ですが、それにしても極端で、その点も興味深いです。
また、海外の感想に、美しい、リアル、といった言葉と共によく出てくるのがrawだそうです。「生々しい」?
そう、生々しいですよね、今まで見てきた男同士の物語のどんなものより生身の人間を感じさせます。
その生身な感じがイヤな方もいるでしょう、ハードすぎたかもしれないベッドシーンを嫌悪する向きも。ファンタジーだけを求める腐女子も否定するでしょうし、原作と違う、説明不足、が不満な方とか、本当に千差万別。
とりあえず私は、まだ書き足りないこともあるので、思いつくままにこのエッセイを書いていくつもりです。
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