野蛮な星
とある惑星の住人がコンタクトを取ろうと地球に来たが、同種を食する野蛮な性格のようだ。
地球代表はおそるおそる彼らと会い、お互いの星の文化などについて話したのだが、とうとう彼らを怒らせてしまった。
「この星の住人は野蛮すぎる。我々は仲間のために食し食されるが、ここでは他の生物を殺して食べ、それは一歩譲るとしても、その死体が日々生産され、陳列され、溢れ、さらに殺して食べることを文化にしているそうじゃないか」
裏題:表題に同じ
(だいたい)140字小説集 十夢村牙是流 @tomumuragazeru
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