最終話 伝えたいこと

いつも 口ずさむ歌

繰り返す 一節


もう少し 時代(とき)が

優しさを なげたなら


砂の荒れ地を這う 日々の営み

立ち去る人々 残った人達

繰り返し 口ずさむ


もう少し 時代(とき)が

優しさを なげたなら


そう でも生きて

望まなくても 望むように


ぶつかり 出会い 抗い

思い溢れ 立ち消え

違え(たがえ) 受け止め 分からず


だから


だから終わらない


だから


だから想い分かち

思うように 生きて


望まなくても 望むように

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

糸を紡いでいた時 @hitohilanoyukiko

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ