第20話 地下闘技場4
「何を!?」
突然、ジョニーはラヴァイトの前に現れ、
ラヴァイトの急所を的確にダメージを与える。
「君も知りたいだろう?僕が的確に君達を苦しめ、
君のここまで圧倒的に叩きのめせるのはどうしてか?」
ラヴァイトは無言だった。
「それは僕の異能<全てを知る者>のおかげさ!!
これは知りたいと思えば、何でも教えてくれる。
例えばどんだけ君が警戒しても、
僕の異能が君をどうすれば攻撃が当たるか教えてくれる。
後は教えてくれた事を実行するだけでこの通り」
ラヴァイトは闘技場の壁まで吹っ飛ぶ。
「格闘技だけじゃない。
金も、名誉も、地位も、未来も、
あらゆる事を知りたいと思えば何でも教えてくれる。
それを実行すれば何でも手に入る。
<全てを知る者>が僕の栄光の未来を邪魔するのは、
君達の二人だと教えてくれた。
邪魔する者は、さんざん苦しめてから殺す」
「お前は自分の異能に振り回されている」
ラヴァイトはジョニーにそう断言した。
「お説教は沢山だ。そうだ、あの人の事が知りたいだろ?
あの人は妖怪なんだよ!自然発生した高位の上級妖怪なんだよ!!
しかも売女なんだよ。処女じゃないだよ、残念!!
あの人が君に付いていったは興味本位だったんだよ!!
興味さえあれば誰にでも付いて行くし、必要があれば誰とでも寝る。
純粋無垢な女だと思った?残念でしたー!!!!」
「うるさい」
ラヴァイトは苦しそうな顔で言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます