第2話
私は愛を知らない
みんなが好きな人が出来ただとか恋人が出来ただとか楽しそうに話しているのを聞いたことはあるが、私はピンと来ない
好きって何?
愛ってなに?
ずっと問い続けていた
形のないものよりも目に見えるものの方が価値がある
比べられる
自分の価値と同値である
そんなことを心の奥底て考えては自分を殺していた
誕生日におめでとうと言われ
プレゼントを貰って嬉しそうな顔をする友人
親に貰って嬉しそうな顔をする友人
とても幸せな顔だ
愛を感じているのだ
おめでとう。と私は言いつつ
ずるいという嫉妬心からの偽りの笑顔を振り撒いた
next…
愛・哀。 ぷりりん @puririn_
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。愛・哀。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます