第8話
「お腹すいたなー。」
ホテル内を探索したり、外を少し散歩してたら、何も食べていないことに気づいた。
”RENさんは何か食べたかなー?
いつも一人で勝手に行動しているから好き勝手にしているか!”
と心配する必要がないと自分に言い聞かせ、フロントで掛布団を借りて部屋へ戻ることにした。
部屋の鍵を開けると、中は電気が点いてなく暗い。
”RENさんいないのかな?
とそのまま部屋に入ると、RENさんはベットに入って寝てる様子。
一瞬、起こすか悩んだが、そのままにし、自分もシャワーを浴びて、寝ることにした。
シャワーから出て、ふとベットの方を見ると、一応橋の方で寝てはくれているようだ。
”でも、同じベットには…。”
ソファーに横になり、借りてきた掛布団をかぶって寝ることにした。
寝てからどれくらいたったのか、何か物音がして意識がはっきりしていない中で、
”RENさんか。シャワー浴びてなかったかな?”
と少し気にしながらも寝ることにした。
それから数分経ったのか、何時間か経ったのかわからないが、自分の近くに何か人の気配を感じた。
”RENさん?”
と思った瞬間、布団が少しめくれる感覚がし、
”ん?何?誰?RENさん?違う泥棒?”
色んな事が頭の中をめぐった。
”ど、どうしよう!”
そう思ったが、怖さで目が開けれない。
RENさんが今どういう状態なのか!
怖さで体が硬直しているのを感じたが、相手に気づかれないように余計な事はぜず、寝ているフリを続けた。
しかし、ゆっくり布団がめくられ、布団の中に入ってくるのを感じた瞬間、
俺の上に体を重ねてきた。
”えっ!?RENさん??”
寝ぼけているのかとも思ったが、やはりRENさんだった。
「RENさん?どうしたんですか?ベットは向こうですよ。」
「…。」
「ちょっと待ってください!どうしたんですか?」
と言っても俺の腕を押さえつけて、体が動けない状態。
「REN……」
と、唇がくっつき勢いよく舌が入ってきた!
その力強さに負け、だんだん俺の力が抜けていく…。
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