第45話 幽霊の日
本日、月26日は、「幽霊の日」だという。
何故かと言えば、あの「四谷怪談」が初めて上演された日だから。なんとなく納得。
1825年の7月26日、江戸の中村座で四代目・鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が初演された。
江戸で実際に起きた事件をモデルにしているというが、どの程度、事件に忠実なのだろう、気になる。開演当初は、すでに根強い人気があった作品『仮名手本忠臣蔵』とセットで上演されることが多かったが、次第に『東海道四谷怪談』のみで上演されるように。
愛人に毒を盛られた「お岩」が怨霊になるという物語。『東海道四谷怪談』の評判が高まるにつれ、「お岩」という幽霊の名も広く知られるようになり、「幽霊の日」という記念日に制定された。
お岩と忠臣蔵に深い関係があったことは、ある映画を見て、初めて知った。それが 『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(平成6年(1994年)松竹、監督:深作欣二、伊右衛門:佐藤浩市、お岩:高岡早紀)。
伊右衛門が赤穂浪士の一人という設定で、実際、討ち入りもする。ただし幽霊として、お岩もついてくるのだったかな。お岩映画はこれしか知らないのだけど斬新、興味深く見たのを覚えている。
お岩関連の映画やドラマを撮るときはキャストスタッフ揃ってお岩稲荷に参拝するそうだが、それでも撮影中に事故等が?
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