第24話 おばさんの行方2

バークを旅をして一人だった旅が少し楽しくなっていたユニカ。


喋り相手ができたのだ。楽しいに決まってる。


バークとしゃべりながらおばさんの住んでいる町に向かっている中、バークがおばさんについて聞いてきた。


バーク「おばさんってどんな人なの?」


ユニカ「おばさんはどちらかというとのろけている人かな。」


ユニカ「いつも働かないで能力を使って遊んでいるよ。だから働いてるなんて想像つかないんだよね。」


バーク「働いてるの!!なんで??」


ユニカ「なんか俺の住んでた町でしか能力が使えないらしい。それで俺を探してるから働いてると思う。」


バーク「なるほどね。」


ユニカ「働いてるイメージがなさ過ぎてほんとに働けるのが疑問だ。」


バーク「そろそろ町へ着くよ。おばさんがいたらいいのにね。」


町に着いた町についてからおばさんの居所をつかもうと町を探しまくったが、見つからない。


ユニカ「おかしいな。この町だと聞いたのに。」


バーク「ほんとにこの町だったの。」


ユニカ「静かにしてろ、捕まるかもしれないだろ。」


バーク「わかったよ。」


そしておばさんを探すのを再開した。


が、見つからなかったが、働いていた場所聞き込みで分かった。


ユニカ「すいませんサヤという方がこの店で働いていたと聞いてやってきたんですが。」


店主「サヤさんか。いるよ。」


すぐみつかった。あっさり過ぎる。


サヤ「どうしましたか。」


すると出てきた人は似ていたが違う人だった。


ユニカ「人違いでした。すいません。」


店主・サヤ「別に大丈夫ですよ。」


なんだ人違いか。じゃあ違う町にいるのかと思ったが、おばさんをこの町で探すことにした。


すると名前は違ったが、知ってる人がいた。


その人に案内された場所は、お墓だった。


おばさんは死んでしまっていたのだ。


そんなことになっていたのかと驚いた


案内してくれた人の名前はハギという人で研究者らしい。おばさんの名前はサヤであっていた。


ハギ「すごく働き者でいい人だったんだけどね。」


ユニカ「そうだったんですね。よかったです。」


少し悲しかったが、お墓の前で挨拶をした。


そしてハギの家で一泊し、おばさんの話をたくさん聞いた。


そして次の日。


ハギ「本当に行っちゃうんだね。」


ユニカ「お世話になりました。さようなら。」


次の町に向かうユニカ。


バーク「次はどの町に向かう?」


ユニカ「さあな。行き当たりばったりだ。」





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異世界放浪 トクメイ太郎 @tokumeitarou

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