第18話 外の者を嫌う村1

おばさんの行方がわかりその町に向かう途中、とある村を訪れた。


その村は、いつ殺されるかわからないくらい住民が落ち着いていなかった。


恐る恐るその村を訪れたユニカだが、とても怖い。いつ殺し合いをするかわからないくらい殺気立っていた。


村に入ったユニカは一人のオークに声をかけてみた。するとオークがびっくりしながら逃げて行った。


「なんなんだこの村は。」とユニカが言う。


もう一度声をかけたがやっぱり逃げられる。


それは外からの人に対しての恐怖心的な奴だった。


「なぜここまでおびえるんだ。」とユニカは思った。


すると勇気を出し声をかけてきたオークの青年がいた。


話をするうちにこの青年だけではないが、この村を守っている青年団にはいってるということが分かった。この青年はリーダーらしい。


最初は、警戒心があったが、この村を通りぬけしたいだけだという事敵対心がない事を伝えると、まだ警戒心はあるものの一応信用してもらえた。


最初は、わからなかったが、話をしていく内にだんだん外の人に敵対心を抱いていたり、怖がっている理由がわかった。


それは以前来た外の人が原因らしい。


その人たちは暴力や窃盗などを繰り返して強盗までもしてでていったらしい。



そんなひとがきたらそりゃあ警戒心も強くなる。



「その人たちはどうなったんだ。」


「文字通り捕まることなくでていったよ。子供まで殺したとか噂もあったがね。」


「やばいじゃないか。なんでお前たちがいて捕まえられなかったんだ。」


「銃だよ。君が持ってるような奴。」


あ、隠すのを忘れていたと思いすぐさま隠す。


「もういいよ。君は悪い人じゃなさそうだし。


そんな感じでこの青年の家で話をしていた。


最初は外でしゃべっていたが、信用してもらい家に入れてもらえた。


その後、村の人に事情を説明してもらい、村のみんなにも一応信用してもらえた。


そしてこの村で一夜過ごすことになった。まさかあんなことになるなんて。





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