第二部 第17話  おばさんの行方

おばさんを探し始めて一カ月が過ぎた。


相変わらず情報がない。


そして今日も町で情報を探していると一人のホワイトウルフに出会った。


ホワイトウルフとは、綺麗な白い毛の狼のような姿をした種族だ。


他にもブラックウルフやグレイウルフなどいて、みんな綺麗なさらさらした毛並みをしている。まあそんなことはどうでもいい。


そのホワイトウルフは、おばさんとあったことがあったみたいだった。


つまり子に町に、来た事あったということだ。


とりあえず自己紹介をした。


名前はアッシュらしい。


「きみか。サヤさんが探してた甥っ子は。」


「はい。一応そうです」とユニカが話す。


「おばさんに会ってちゃんと旅をすることを伝えたくなって10年ぶりに帰って来たんですが、いなくなっていて探してるところなんです。」


「なるほどね。そういうことだっだか。」


「君を探してこの町に来たよ。」


この町に来たのは確定らしい。


「町には一年くらい住んでいてこの町の通貨は出すのが難しくて働いていたみたいだよ。」とアッシュが言う。


あのおばさんが働いていたなど想像できない。


そんな感じでおばさんの聞き込みをした。


するととある町に移り住んだと聞き、その町に行くことにした。


今日一日はアッシュの家に泊めてもらえることになった。


次の日急いでいたが、アッシュに町を案内してもらえるということもあり、案内してもらった。


町にはいろんなものがあったが、一番良かったのは名物の玉子サンドだ。


卵がぎっしり詰まっていてマヨネーズがいいアクセントになっていておいしかった。


そもそも卵とマヨネーズがこっちの世界にあることに驚いた。


てっきり鳥人間がいると思ったがいないらしい。ただ飛んだりする種族はいるらしい。


そんな感じで一日過ごし、アッシュと別れ移り住んだと言われている町に行くことにした。










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