第12話 転生者
この世界には、ギルドがありそこで賞金稼ぎができる。
俺自身もたまに小さいモンスターを討伐して小遣いを稼いで生活をしている。
普段は一人だが、たまに声をかけられる。
メンバー募集だ。基本は断る。
今日も声をかけられた。
今回も断ろうと思い、振り向くと自分と似たオーラの大剣を持った勇者の姿をした青年に声をかけられた。
「良かったら一緒にモンスターの討伐どうですか。」とさわやかな笑顔で言われた。
ちょっと気になったので、今回は特別に一緒に討伐に行くことにした。
まずは自己紹介だ。
「俺はユニカ。よろしく」と言った。
「俺はおのざ・・き、いや間違えたレインだ。」
なぜ間違えたのかききそびれたが、一緒に討伐に向かうことにした。
今回は竜の討伐だ。
足を引っ張らないように、洞窟を進んでいく。向かう途中色んなモンスターがいたが討伐した。
そこで、何かのしゃべり声が聞こえた。
「あいつも来てるのかな。」竜がしゃべっていた。
レインと近づいてみると、竜がこちらの気配に気づいてレインに攻撃しようとしてきた。すかさず攻撃をし返そうとした。
「いきなり何をしてくるんだ。」竜が返答してきた。
攻撃してきたんだから、仕方ないと返答した。
すると竜がいきなり匂いを嗅いできた。レインを指さし、小野崎かと声をかけてきた。
実は竜もレインも転生者だったらしいと言うオチだ。
竜は友達の田之上らしい。
久しぶりの再会を水を差すようで悪いが、お金が欲しいユニカは田之上こと竜を攻撃しようとした。
すると、レインがかばってきて喧嘩になった。
田之上とわかった以上ギルドに報告に行って正直に無理だったと伝えようということで話は収まった。
レインと竜はその場から立ち去り一緒に旅をすることになったらしい。
そして俺はギルドに報告に行き、一人で軽くギルドの依頼をこなして町を後にした。
またあの二人?には会えそうな気がする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます