第10話 テレパシーの町

霧を抜けた先に、その町はあった。


その町に入るとみんな会話をしないで、無言であたかも行動がわかるように行動している。


町に入ってすぐ気になったのか声をかけられた。


「おにいさん旅人さんかい。」と人間の姿をした青年が声をかけてきた。


名前はリブというらしい。


リブと会話していく中でこの町のルールを知った。


この町ではみんなテレパシーを使えるらしく、だから会話を基本しないどころか


他人の気持ちがなんとなくわかるらしい。


ただ気持ちが少しわかる事で、テレパシーで会話する時以外は気持ちを無にしているようで毎日ストレスが溜まっていそうな雰囲気だった。リブもその一人だった。


友達を紹介してもらったが、疲れ切っている。


町から出ようとすると、警備に見つかって逃げられないらしい。


友達の名前はロズとハーブだ。


「ところでどこから来たんだい。」口を合わせて三人がユニカに聞く。


「もうどこから来たかわからない。」とユニカがどこか遠くを見て寂しそうに言う。


一泊して行こうと思ってたところロズの宿をとりあえず紹介してもらい一泊した。


一泊してロズとハーブとリブの3人でこの町からの脱出の方法を考えた。

町からの脱出の方法は難しい。


一歩間違えれば捕まるかもしれない。


友達を集めて、ユニカから眼をそらすべたな展開にすることになった。


3人は友達が気持ちを無にしながら、ユニカのために友達を集めてくれて


警備から眼をそらして、ユニカはこの町から脱出することができた。


ひやひやしたが、3人には感謝している。また来た時にお礼を言いたいと思った。

















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