第5話 10年後
旅立ってから10年がたった。現在は16歳だ。
あれからいろんなところを旅して自分自身成長できた半面まだ未熟なことろもあるこ
とを実感しながら毎日を送っている。
そんなある日、俺は暗いトンネルを抜けて、今日はどんな町にたどり着くか楽しみに
しながら、ネットワークに特化した街についた。
「町についてみたが、なかなかいいところだ。」ユニカはくたびれた感じで言った。
「お兄さん旅人さんかい。」細めのお兄さんに声をかけられた。
はいとユニカは答えた。
「何しに来たんだい。」細めのお兄さんが問いかけてきた。
「行き当たりばったりで何するかまだ決まってないですが、ネットワークが発達して
そうなので腕の修理をしようと思ってます。」と疲れながらもはっきり答えた。
「俺の店に来なよ。見てやるよ。」と言った。
「ありがとう。そうするよ。」とユニカは答えてそのままその人の店行きながら会話
した。
「名前なんて言うんだい。」細めのお兄さんがユニカに質問した。
「ユニカと言います。君はなんていうんだい。」ユニカが問い返した。
「俺の名前はリューグっていうんだ。よろしく友達の宿も案内するよ。」と答えた。
そんなたわいのない会話をしながら店についた。
「そこの席に座っといてくれ。」とリューグが言った。
すると、目の前にあったソファーに肩の荷を下ろしながら荷物を置いてユニカは座っ
た。
工具の準備を終わったリューグが、ユニカの腕の点検をはじめたが肩より背中のねじ
が空回っていたことに気づき修理してもらった。腕は意外とまだ丈夫だが、おまけに
少し悪くなっていたところを修理してもらい、予定通り宿をリューグに案内してもら
った。
そして一日が過ぎ、リューグにあいさつしトンネルを抜けて次の町に向かっていった。
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